君きみが家いえを出でて どれくらいだろうか
もう長ながい夜よるにも慣なれてしまった
露つゆに濡ぬれた花はなも 夕日ゆうひに染そまる街まちも
僕ぼくには全すべて色褪いろあせて見みえる
ああ、いとしい君きみよ
この胸むねに戻もどっておくれ
愚おろかだった僕ぼくの一言ひとことが君きみを
知しらないうちに深ふかく傷きずつけていた
僕ぼくらの庭にわにも もうそろそろ
君きみの育そだてたひなぎくが咲さくころだ
ああ、いとしい君きみよ
この僕ぼくを許ゆるしてほしい
季節きせつのない街まちの 日ひのあたらぬ家いえで
君きみの帰かえりをただ待まっている
君kimiがga家ieをwo出deてte どれくらいだろうかdorekuraidarouka
もうmou長nagaいi夜yoruにもnimo慣naれてしまったreteshimatta
露tsuyuにni濡nuれたreta花hanaもmo 夕日yuuhiにni染soまるmaru街machiもmo
僕bokuにはniha全subeてte色褪iroaせてsete見miえるeru
ああaa、いとしいitoshii君kimiよyo
このkono胸muneにni戻modoっておくれtteokure
愚oroかだったkadatta僕bokuのno一言hitokotoがga君kimiをwo
知shiらないうちにranaiuchini深fukaくku傷kizuつけていたtsuketeita
僕bokuらのrano庭niwaにもnimo もうそろそろmousorosoro
君kimiのno育sodaてたひなぎくがtetahinagikuga咲saくころだkukoroda
ああaa、いとしいitoshii君kimiよyo
このkono僕bokuをwo許yuruしてほしいshitehoshii
季節kisetsuのないnonai街machiのno 日hiのあたらぬnoataranu家ieでde
君kimiのno帰kaeりをただriwotada待maっているtteiru