桜坂 歌詞 槇原敬之 ふりがな付

この坂道さかみちが花吹雪はなふぶきになる前まえ
君きみはこの街まちを出でて行いった
手紙てがみをだすと交かわした約束やくそくは
いつか懐なつかしい思おもい出でに変かわった

僕ぼくらの街まちの言葉ことばは
正直しょうじき綺麗きれいじゃないけれど
どうか どうか忘わすれないで

君きみの胸むねにいつも帰かえる場所ばしょを
抱だきしめていることを
甘あまえとか弱よわさではないんだと
いつか僕ぼくに伝つたえて

それでも花はなを散ちらすゆるい雨あめを
明日あしたも解わからずに見送みおくった
君きみが持もってる荒あらっぽい優やさしさを
春はるが思おもい出でに変かえ始はじめてるのに

どこか頼たよりないねと
いつも言いわれてた僕ぼくはまだ
ずっと ずっとあのままだけど

少すこし辛つらいですと君きみの文字もじを
どこかで見みつける度たび
すぐに飛とんで行いけたあの頃ころが
本当ほんとうに懐なつかしい

君きみの胸むねにいつも帰かえる場所ばしょを
抱だきしめていることを
甘あまえとか弱よわさではないんだと
いつか僕ぼくに伝つたえて

甘あまえとか弱よわさではないんだと
いつか僕ぼくに伝つたえて