唐紅からくれないの 彼岸花ひがんばな
簪かんざしにして
風流ふうりゅうだねと 笑わらう男ひと
今宵こよい限かぎりの 艶姿あですがた
いとしいよ いとしいよ ああ いとしいよ
誰だれにも触ふれらす もんかいな
命いのちを手放てばなす もんかいな
惚ほれたが悪わるいか どんな罪つみ
浮気うわきの恋こいは 涼すずしくて
真まことの愛あいは
幸しあわせよりも 燃もえ上あがり
ふたり堕おちてく 闇やみの中なか
くやしいよ くやしいよ ああ くやしいよ
しらじら夜明よあけが 幕まくを引ひく
芝居しばいは跳はねたと 幕まくを引ひく
惚ほれたが悪わるいか 戻もどれない
鏡かがみに映うつる 三日月みかづきは
やせ細ほそり
人目ひとめを忍しのぶ 道行みちゆきは
袋小路ふくろこうじで 往ゆき止とまり
せつないよ せつないよ ああ せつないよ
あの世よにさらえば よいかいな
すべてを棄すてれば よいかいな
惚ほれたが悪わるいか このさだめ
惚ほれたが悪わるいか どんな罪つみ
唐紅karakurenaiのno 彼岸花higanbana
簪kanzashiにしてnishite
風流fuuryuuだねとdaneto 笑waraうu男hito
今宵koyoi限kagiりのrino 艶姿adesugata
いとしいよitoshiiyo いとしいよitoshiiyo ああaa いとしいよitoshiiyo
誰dareにもnimo触fureらすrasu もんかいなmonkaina
命inochiをwo手放tebanaすsu もんかいなmonkaina
惚hoれたがretaga悪waruいかika どんなdonna罪tsumi
浮気uwakiのno恋koiはha 涼suzuしくてshikute
真makotoのno愛aiはha
幸shiawaせよりもseyorimo 燃moえe上aがりgari
ふたりfutari堕oちてくchiteku 闇yamiのno中naka
くやしいよkuyashiiyo くやしいよkuyashiiyo ああaa くやしいよkuyashiiyo
しらじらshirajira夜明yoaけがkega 幕makuをwo引hiくku
芝居shibaiはha跳haねたとnetato 幕makuをwo引hiくku
惚hoれたがretaga悪waruいかika 戻modoれないrenai
鏡kagamiにni映utsuるru 三日月mikadukiはha
やせyase細hosoりri
人目hitomeをwo忍shinoぶbu 道行michiyuきはkiha
袋小路fukurokoujiでde 往yuきki止toまりmari
せつないよsetsunaiyo せつないよsetsunaiyo ああaa せつないよsetsunaiyo
あのano世yoにさらえばnisaraeba よいかいなyoikaina
すべてをsubetewo棄suてればtereba よいかいなyoikaina
惚hoれたがretaga悪waruいかika このさだめkonosadame
惚hoれたがretaga悪waruいかika どんなdonna罪tsumi