くわえ煙草たばこの 煙けむりがゆれて
汐しおの匂においを運はこんで来くる
瞼まぶた閉とじれば 焼やけつくような
つらい出来事できごとが昨日きのうのように……
体からだの中なかをなつかしい 詩うただけが通とおり過すぎてゆく
君きみのところへ帰かえりたくなる
夢ゆめをみていた むなしい夢ゆめを……
風かぜにたわむれ 太陽たいようにさへ
恥はずかしがらずに両手りょうて拡ひろげて
急きゅうにひろがる ひまわりの花はな
まるで真夏まなつのロシアのように……
何なにも聞きこえない耳みみに鮮あざやかな詩うただけが
急きゅうによみがえる
君きみがいつだって歌うたってくれた
今いまは夢ゆめなの すべて夢ゆめなの……
くわえkuwae煙草tabakoのno 煙kemuriがゆれてgayurete
汐shioのno匂nioいをiwo運hakoんでnde来kuるru
瞼mabuta閉toじればjireba 焼yaけつくようなketsukuyouna
つらいtsurai出来事dekigotoがga昨日kinouのようにnoyouni……
体karadaのno中nakaをなつかしいwonatsukashii 詩utaだけがdakega通tooりri過suぎてゆくgiteyuku
君kimiのところへnotokorohe帰kaeりたくなるritakunaru
夢yumeをみていたwomiteita むなしいmunashii夢yumeをwo……
風kazeにたわむれnitawamure 太陽taiyouにさへnisahe
恥hazuかしがらずにkashigarazuni両手ryoute拡hiroげてgete
急kyuuにひろがるnihirogaru ひまわりのhimawarino花hana
まるでmarude真夏manatsuのnoロシアroshiaのようにnoyouni……
何naniもmo聞kiこえないkoenai耳mimiにni鮮azaやかなyakana詩utaだけがdakega
急kyuuによみがえるniyomigaeru
君kimiがいつだってgaitsudatte歌utaってくれたttekureta
今imaはha夢yumeなのnano すべてsubete夢yumeなのnano……