海について 歌詞 cinema staff ふりがな付

日傘ひがさを差さして、ぼくはもう一歩いっぽ進すすみ、歩あるく目的もくてきを探さがす。
方向性ほうこうせいをデザインしていたんだ。いつか未来みらいは今いまになるから。
今日きょうが終おわる頃ころ、もうぼくは行いかなきゃいけない。秘密ひみつの場所ばしょへ。
夏なつがくるときや夏なつが終おわるときみたいな気持きもちになっている。

日傘ひがさを閉とじた。僕ぼくは座すわって涼すずみ、歩幅ほはばを縮ちぢめ。
今日きょうが終おわる頃ころ、もう僕ぼくは行いかなきゃいけない。秘密ひみつの場所ばしょへ。
思おもっていたより日差ひざしが強つよくなってきて、日焼ひやけ止どめを買かった。

最初さいしょで最後さいごに分わかった。この川沿かわぞいは、あの海うみに繋つながって路みちを別わかつんだ。
きみが選えらぶのは、夢ゆめか孤独こどくか理想りそうか徒労とろうか。実じつはどうだっていい。

今夜こんや帰かえったらぼくらは終おわりで、迎むかえは来こないでしょう。
そうして行ゆき詰づまる。
話はなしがしたいな。どこでいいから。欲よくをいうなら、海うみがみえる所ところで。