あゝ、無常 歌詞 GLAY ふりがな付

鏡かがみを見みつめりゃ疲つかれきった男おとこが笑わらう
かつての眼光がんこう消きえ失うせた痩やせこけたほおで
シケモク並なべて占うらなえば絶望ぜつぼうが見みえる
二人ふたりの明日あしたも約束やくそくできずに女おんなは泣ないてる

ああ、無情むじょう 無情むじょう みじめなもんだな
ああ、無情むじょう 無情むじょう 漕こぎ出だせないんだな

天井てんじょうのシミが憧あこがれ挑いどんだアメリカに見みえる
挫折ざせつも挫折ざせつ 最後さいごは結局けっきょく銃じゅうを撃うちまくる
狂くるわずに済すんだ頭あたまの中なかには一粒ひとつぶの涙なみだ
安酒やすざけ飲のんではクダを巻まきヨダレをたらす

ああ、無情むじょう 無情むじょう 笑わらわれてんだな
ああ、無情むじょう 無情むじょう 許ゆるせないんだな

見みた目めとオツムと両方りょうほうダメでも心こころは豊ゆたか
時代遅じだいおくれの義理ぎりや人情にんじょうが今いまでは染しみる
もしもやもしも タラレバ言いっても何なにも変かわらない
自分じぶんを信しんじて仲間なかまを信しんじて少すこし疑うたがって

ああ、無常むじょう 無常むじょう すがりたいんだな
ああ、無常むじょう 無常むじょう 自信じしんが無ないんだな

知しらぬ間まに多おおくの人ひとを傷きずつけ生いきてきた
これからも多おおくの過あやまちを犯おかすのだろう