肩かたひもが落おちている
白しろい肌はだの上うえに
悪わるい指ゆびが
触ふれた瞬間しゅんかん
愛あいに刺さされる
麻痺まひさせるポイゾンが
血液けつえきを巡めぐり
部屋へやの景色けしき
ぐにゃりと歪ゆがみ
崩くずれるように…
首くびにしがみついて
寄よせる唇くちびる
何なにを求もとめればいい?
長ながい夜よる
少女しょうじょの終おわり
あっけないもの
聞きいてたのと違ちがう
少女しょうじょの終おわり
一瞬いっしゅんの夢ゆめ
目めが覚さめてわかったわ
そう あなた まるで
毒蜘蛛どくぐも
気きをつけていたはずが
囁ささやきに浮うかれ
腕うでの中なかで
しあわせだった
永遠えいえんの時とき
天井てんじょう 見上みあげていた
あなたに抱だかれ
何なにをどうすればいいの?
その後あとで
大人おとなになった
思おもい出でなのに
何なにも覚おぼえていない
大人おとなになった
経験けいけんなのに
ロマンスは行ゆき止どまり
そう 男おとこなんて
毒蜘蛛どくぐも
誰だれか刺ささなければ
生いきて行いけない
それが男おとこなんだって
学まなんだわ
少女しょうじょの終おわり
あっけないもの
聞きいてたのと違ちがう
少女しょうじょの終おわり
一瞬いっしゅんの夢ゆめ
目めが覚さめてわかったわ
蜘蛛くもに刺さされた
小ちいさな傷きずが
少女しょうじょを女おんなにするわ
蜘蛛くもに刺さされた
そのポイゾンが
美うつくしくする秘薬ひやく
そう 私わたし 変かえた
毒蜘蛛どくぐも
肩kataひもがhimoga落oちているchiteiru
白shiroいi肌hadaのno上ueにni
悪waruいi指yubiがga
触fuれたreta瞬間syunkan
愛aiにni刺saされるsareru
麻痺mahiさせるsaseruポイゾンpoizonがga
血液ketsuekiをwo巡meguりri
部屋heyaのno景色keshiki
ぐにゃりとgunyarito歪yugaみmi
崩kuzuれるようにreruyouni…
首kubiにしがみついてnishigamitsuite
寄yoせるseru唇kuchibiru
何naniをwo求motoめればいいmerebaii?
長nagaいi夜yoru
少女syoujoのno終oわりwari
あっけないものakkenaimono
聞kiいてたのとitetanoto違chigaうu
少女syoujoのno終oわりwari
一瞬issyunのno夢yume
目meがga覚saめてわかったわmetewakattawa
そうsou あなたanata まるでmarude
毒蜘蛛dokugumo
気kiをつけていたはずがwotsuketeitahazuga
囁sasayaきにkini浮uかれkare
腕udeのno中nakaでde
しあわせだったshiawasedatta
永遠eienのno時toki
天井tenjou 見上miaげていたgeteita
あなたにanatani抱daかれkare
何naniをどうすればいいのwodousurebaiino?
そのsono後atoでde
大人otonaになったninatta
思omoいi出deなのにnanoni
何naniもmo覚oboえていないeteinai
大人otonaになったninatta
経験keikenなのにnanoni
ロマンスromansuはha行yuきki止doまりmari
そうsou 男otokoなんてnante
毒蜘蛛dokugumo
誰dareかka刺saさなければsanakereba
生iきてkite行iけないkenai
それがsorega男otokoなんだってnandatte
学manaんだわndawa
少女syoujoのno終oわりwari
あっけないものakkenaimono
聞kiいてたのとitetanoto違chigaうu
少女syoujoのno終oわりwari
一瞬issyunのno夢yume
目meがga覚saめてわかったわmetewakattawa
蜘蛛kumoにni刺saされたsareta
小chiiさなsana傷kizuがga
少女syoujoをwo女onnaにするわnisuruwa
蜘蛛kumoにni刺saされたsareta
そのsonoポイゾンpoizonがga
美utsukuしくするshikusuru秘薬hiyaku
そうsou 私watashi 変kaえたeta
毒蜘蛛dokugumo