日向ひなたの庭先にわさき
ピンと張はったそのロープに
色いろとりどりの
濡ぬれた洗濯物せんたくもの
きれいに並ならべながら干ほした
春はるめいた風かぜが
ゆっくりと 今いま 吹ふき抜ぬけて
小ちいさな国くにの
旗はたを揺ゆらしてる
休日きゅうじつの過すごし方かた
両手りょうて 伸のばして
腰こしを伸のばして
縮ちぢんだ自分じぶん
元もとに戻もどそう
白しろいシーツのように
ここで 一息ひといきをついて
肩かたの力ちからを抜ぬけば
明日あしたまでには
私わたしも まっさら
この洗濯機せんたくきを
何度なんど 回まわせば終おわるかな?
一週間いっしゅうかんに
貯ためたいろんなこと
ポンと放ほうり込こんで待まつよ
昔むかしの童謡どうよう
何なんとなく 口くちずさみながら
少すこし汚よごれた
シャツや靴下くつしたを
洗あらったら気きも晴はれる
パンパンと叩たたいて
慣なれたこの手てで
心こころのしわを
すべて伸のばそう
白しろいシーツのように
だらり そこに身みをまかせ
そのうちすべて乾かわくまで
一晩ひとばん 寝ねれば
私わたしも まっさら
白しろいシーツのように
ここで 一息ひといきをついて
肩かたの力ちからを抜ぬけば
明日あしたまでには
私わたしも まっさら
日向hinataのno庭先niwasaki
ピンpinとto張haったそのttasonoロroープpuにni
色iroとりどりのtoridorino
濡nuれたreta洗濯物sentakumono
きれいにkireini並naraべながらbenagara干hoしたshita
春haruめいたmeita風kazeがga
ゆっくりとyukkurito 今ima 吹fuきki抜nuけてkete
小chiiさなsana国kuniのno
旗hataをwo揺yuらしてるrashiteru
休日kyuujitsuのno過suごしgoshi方kata
両手ryoute 伸noばしてbashite
腰koshiをwo伸noばしてbashite
縮chijiんだnda自分jibun
元motoにni戻modoそうsou
白shiroいiシshiーツtsuのようにnoyouni
ここでkokode 一息hitoikiをついてwotsuite
肩kataのno力chikaraをwo抜nuけばkeba
明日ashitaまでにはmadeniha
私watashiもmo まっさらmassara
このkono洗濯機sentakukiをwo
何度nando 回mawaせばseba終oわるかなwarukana?
一週間issyuukanにni
貯taめたいろんなことmetaironnakoto
ポンponとto放houりri込koんでnde待maつよtsuyo
昔mukashiのno童謡douyou
何nanとなくtonaku 口kuchiずさみながらzusaminagara
少sukoしshi汚yogoれたreta
シャツsyatsuやya靴下kutsushitaをwo
洗araったらttara気kiもmo晴haれるreru
パンパンpanpanとto叩tataいてite
慣naれたこのretakono手teでde
心kokoroのしわをnoshiwawo
すべてsubete伸noばそうbasou
白shiroいiシshiーツtsuのようにnoyouni
だらりdarari そこにsokoni身miをまかせwomakase
そのうちすべてsonouchisubete乾kawaくまでkumade
一晩hitoban 寝neればreba
私watashiもmo まっさらmassara
白shiroいiシshiーツtsuのようにnoyouni
ここでkokode 一息hitoikiをついてwotsuite
肩kataのno力chikaraをwo抜nuけばkeba
明日ashitaまでにはmadeniha
私watashiもmo まっさらmassara