逆さか上あがり
足あしで地面じめんを蹴けって
太陽たいようがぐるりと回まわった
何年なんねんかぶりに来きた校庭こうていの隅すみに
懐なつかしいね この鉄棒てつぼう
こんな低ひくかったかな 腰こしの辺あたりなのに
あの頃ころは怖こわかった
蝉せみの声こえが思おもい出ださせる
夏なつの日ひの白しろいブラウスが汗あせばんでいた
逆上さかあがり
足あしで地面じめんを蹴けって
太陽たいようがぐるりと回まわった
逆上さかあがり
少すこし大人おとなになって
風景ふうけいが違ちがって見みえるよ
好すきだった男おとこの子こ 隣となりに並ならんで
ただ何度なんども 回まわってたっけ
私わたしだけできなくて 途中とちゅうであきらめ
彼かれの背せを眺ながめていた
指ゆびのまめと鉄てつの匂においが
初恋はつこいを教おしえようとして
くれてたのかな
逆上さかあがり
風かぜを感かんじる瞬間しゅんかん
放課後ほうかごのチャイムが鳴なったね
逆上さかあがり
ある日ひできていたのよ
偶然ぐうぜんの"ぐるり"は一人ひとりで…
逆上さかあがり
足あしで地面じめんを蹴けって
太陽たいようがぐるりと回まわった
逆上さかあがり
少すこし大人おとなになって
風景ふうけいが違ちがって見みえるよ
逆上さかあがり
なぜか泣なけて来くるのよ
知しらぬ間まにちゃんと回まわれること
逆上さかあがり
あの時ときの男おとこの子こ
好すきだとは言いえなかったけれど…
逆saka上aがりgari
足ashiでde地面jimenをwo蹴keってtte
太陽taiyouがぐるりとgagururito回mawaったtta
何年nannenかぶりにkaburini来kiたta校庭kouteiのno隅sumiにni
懐natsuかしいねkashiine このkono鉄棒tetsubou
こんなkonna低hikuかったかなkattakana 腰koshiのno辺ataりなのにrinanoni
あのano頃koroはha怖kowaかったkatta
蝉semiのno声koeがga思omoいi出daさせるsaseru
夏natsuのno日hiのno白shiroいiブラウスburausuがga汗aseばんでいたbandeita
逆上sakaaがりgari
足ashiでde地面jimenをwo蹴keってtte
太陽taiyouがぐるりとgagururito回mawaったtta
逆上sakaaがりgari
少sukoしshi大人otonaになってninatte
風景fuukeiがga違chigaってtte見miえるよeruyo
好suきだったkidatta男otokoのno子ko 隣tonariにni並naraんでnde
ただtada何度nandoもmo 回mawaってたっけttetakke
私watashiだけできなくてdakedekinakute 途中tochuuであきらめdeakirame
彼kareのno背seをwo眺nagaめていたmeteita
指yubiのまめとnomameto鉄tetsuのno匂nioいがiga
初恋hatsukoiをwo教oshiえようとしてeyoutoshite
くれてたのかなkuretetanokana
逆上sakaaがりgari
風kazeをwo感kanじるjiru瞬間syunkan
放課後houkagoのnoチャイムchaimuがga鳴naったねttane
逆上sakaaがりgari
あるaru日hiできていたのよdekiteitanoyo
偶然guuzenのno"ぐるりgururi"はha一人hitoriでde…
逆上sakaaがりgari
足ashiでde地面jimenをwo蹴keってtte
太陽taiyouがぐるりとgagururito回mawaったtta
逆上sakaaがりgari
少sukoしshi大人otonaになってninatte
風景fuukeiがga違chigaってtte見miえるよeruyo
逆上sakaaがりgari
なぜかnazeka泣naけてkete来kuるのよrunoyo
知shiらぬranu間maにちゃんとnichanto回mawaれることrerukoto
逆上sakaaがりgari
あのano時tokiのno男otokoのno子ko
好suきだとはkidatoha言iえなかったけれどenakattakeredo…