よみ:ぷろろーぐ
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遠とおく流ながれ去さったあの日ひ 窓まどに伝つたう雨あめの雫しずく
誰だれかの影かげを残のこした部屋へやの隅すみで
記憶きおくから風かぜが漏もれて 鼻先はなさきを撫なでて消きえた
確たしか眠ねむらせたはずの胸むねの鼓動こどう
次々つぎつぎと心こころをよぎった
見みるも鮮あざやかな世界せかいの誘さそい
時計とけいの針はりを合あわせて 身支度みじたくは軽かるく済すませ
目覚めざめた夢ゆめは助手席じょしゅせきに座すわらせて
春はるから夏なつへの途中とちゅうらしい
ひときわ眩まぶしい日差ひざしの中なかへ
有あり余あまった悲かなしみを 連つれ添そって拾ひろいに行いくのさ
全すべての夜よるを渡わたるための子守唄こもりうたを
血ちの通かよった言葉ことばだけ 熱ねつを持もった君きみの肩かたにだけ
触ふれていたいから
あの続つづきをまた始はじめるよ ポケットの鍵かぎを探さがしながら
君きみがなぞってる写うつし絵えの花はな
もうじき咲さく頃ころ
出来できたら僕ぼくに片方かたほうくれてよ
枯かれることない君きみの身代みがわりに
有あり余あまった悲かなしみを 連つれ添そって僕ぼくらは始はじめた
全すべての夜よるをくぐるための物語ものがたりを
夢ゆめに沿そった海岸線かいがんせんを 抱だき合あった君きみの温ぬくもりを
忘わすれぬように この歌うたを胸むねに踊おどらせ
ブルーバックの中なかへ手てを伸のばして
誰だれかの影かげを残のこした部屋へやの隅すみで
記憶きおくから風かぜが漏もれて 鼻先はなさきを撫なでて消きえた
確たしか眠ねむらせたはずの胸むねの鼓動こどう
次々つぎつぎと心こころをよぎった
見みるも鮮あざやかな世界せかいの誘さそい
時計とけいの針はりを合あわせて 身支度みじたくは軽かるく済すませ
目覚めざめた夢ゆめは助手席じょしゅせきに座すわらせて
春はるから夏なつへの途中とちゅうらしい
ひときわ眩まぶしい日差ひざしの中なかへ
有あり余あまった悲かなしみを 連つれ添そって拾ひろいに行いくのさ
全すべての夜よるを渡わたるための子守唄こもりうたを
血ちの通かよった言葉ことばだけ 熱ねつを持もった君きみの肩かたにだけ
触ふれていたいから
あの続つづきをまた始はじめるよ ポケットの鍵かぎを探さがしながら
君きみがなぞってる写うつし絵えの花はな
もうじき咲さく頃ころ
出来できたら僕ぼくに片方かたほうくれてよ
枯かれることない君きみの身代みがわりに
有あり余あまった悲かなしみを 連つれ添そって僕ぼくらは始はじめた
全すべての夜よるをくぐるための物語ものがたりを
夢ゆめに沿そった海岸線かいがんせんを 抱だき合あった君きみの温ぬくもりを
忘わすれぬように この歌うたを胸むねに踊おどらせ
ブルーバックの中なかへ手てを伸のばして