部屋へやの中なかにツバメが
迷まよい込こんで飛とんでる
出でられなくて部屋中へやじゅう
ぐるぐる飛とんでる
本棚ほんだなの上うえ 電灯でんとうの傘かさ
疲つかれて羽はねを休やすめてる
ぼくが窓まどを開あけても
君きみにはわからないんだね
窓まどガラスに
頭あたまを打うちつけても
あきらめないのさ
空そらが待まっているから
それから随分ずいぶん経たったある日ひ
ぼくは君きみを見みつけた
隣となりの空あき家やの軒のきの下した
ヒナたちの声こえも聞きこえる
窓まどガラスに
頭あたまを打うちつけても
あきらめないのさ
空そらが待まっているから
ああツバメよ
ぼくも君きみとおなじに
いつか窓まどの外そと
広ひろい空そらを飛とびたい
広ひろい空そらを飛とびたい
部屋heyaのno中nakaにniツバメtsubameがga
迷mayoいi込koんでnde飛toんでるnderu
出deられなくてrarenakute部屋中heyajuu
ぐるぐるguruguru飛toんでるnderu
本棚hondanaのno上ue 電灯dentouのno傘kasa
疲tsukaれてrete羽haneをwo休yasuめてるmeteru
ぼくがbokuga窓madoをwo開aけてもketemo
君kimiにはわからないんだねnihawakaranaindane
窓madoガラスgarasuにni
頭atamaをwo打uちつけてもchitsuketemo
あきらめないのさakiramenainosa
空soraがga待maっているからtteirukara
それからsorekara随分zuibun経taったあるttaaru日hi
ぼくはbokuha君kimiをwo見miつけたtsuketa
隣tonariのno空aきki家yaのno軒nokiのno下shita
ヒナhinaたちのtachino声koeもmo聞kiこえるkoeru
窓madoガラスgarasuにni
頭atamaをwo打uちつけてもchitsuketemo
あきらめないのさakiramenainosa
空soraがga待maっているからtteirukara
ああaaツバメtsubameよyo
ぼくもbokumo君kimiとおなじにtoonajini
いつかitsuka窓madoのno外soto
広hiroいi空soraをwo飛toびたいbitai
広hiroいi空soraをwo飛toびたいbitai