たそがれマイ・ラブ 歌詞 斉藤和義 ふりがな付

今いまは夏なつ そばにあなたの匂におい
しあわせな夢ゆめに おぼれていたけれど
夕立ゆうだちが 白しろい稲妻いなずまつれて
悲かなしみ色いろの 日暮ひぐれにして行いった

しびれた指ゆび すべり落おちた
コーヒーカップ 砕くだけ散ちって
私わたしはただ あなたの目めを
言葉ことばもなく 見みつめるだけ
さだめという いたずらに
ひきさかれそうな この愛あい

今いまは冬ふゆ そばにあなたはいない
石いしだたみ白しろく 粉雪こなゆきが舞まい踊おどる
ひきさかれ 愛あいはかけらになって
それでも胸むねで 熱あつさをなくさない

凍こごえる手てで ひろげて読よむ
手紙てがみの文字もじが 赤あかく燃もえて
私わたしはもう あなたの背せに
もたれかかる 夢ゆめを見みてる
さだめという いたずらに
ひきさかれそうな この愛あい