はじめまして 歌詞 平原綾香 ふりがな付

どうしようもない事ことが
あると初はじめて知しった日ひ
丘おかにある大おおきな樹きにもたれ
二人ふたりで座すわっていた
争あらそい合あう国くにに住すむ
僕ぼくらが恋こいに落おちるなんて
想像そうぞうもしていなかった
君きみだってそうだろう

この大おおきな樹きはずっと
長ながい時ときを生いきている
生うまれる前まえの僕ぼくらの事ことも
知しっているかもしれない

もしも生うまれ変かわったら
この大おおきな樹きの下したで
偶然ぐうぜん出会であう事ことから
この恋こいの続つづきをしよう
君きみに向むかって誰だれかが
笑顔えがおで「はじめまして」と
声こえをかけて来きたなら
それが僕ぼくだから

君きみの髪かみの色いろが好すきだ
君きみの瞳ひとみの色いろが好すきだ
君きみの話はなす言葉ことばが好すきだ
どれも僕ぼくのとは違ちがう
互たがいを認みとめ合あえずに
争あらそい合あってばかりいる
人間にんげんをこの大おおきな樹きは
どれくらい見みて来きたんだろう

次つぎに生うまれて来くるときは
平和へいわな時代じだいがいい
悲かなしい事ことなしでも幸しあわせを
感かんじられる僕ぼくらがいい

もしも生うまれ変かわったら
この大おおきな樹きの下したで
偶然ぐうぜん出会であう事ことから
この恋こいの続つづきをしよう
二人ふたりの上うえを風かぜが
渡わたって葉はを揺ゆらす音おと
まるで優やさしい雨あめが
降ふって来きたみたいだ

もしも生うまれ変かわったら
この大おおきな樹きの下したで
偶然ぐうぜん出会であう事ことから
この恋こいの続つづきをしよう
君きみに向むかって誰だれかが
笑顔えがおで「はじめまして」と
声こえをかけて来きたなら
それが僕ぼくだから

声こえをかけて来きたなら
それが僕ぼくだから