お芝居船 歌詞
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わたしゃ瀬戸せと海かい 旅役者たびやくしゃ
泪なみだ一いちすじ お芝居しばい船せんで
きくは千鳥ちどりの声こえばかり
あの夜よる 舞台ぶたいの 前髪まえがみすがた
見み染そめられたか 見み染そめたか
月つきもおぼろに 幟のぼりのかげで
人目ひとめ忍しのんだ影法師かげぼうし
呼よぶは千鳥ちどりか あの娘この声こえか
淡路あわじ寝ねたやら 灯ひが見みえぬ
逢あうた夢ゆめさえ お芝居しばい船せんは
つらや波なみめが揺ゆりおこす
馬骨
2023/02/06 05:32
2012年(24年)リリース、佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の歌である・・落とす白粉淋しい素顔、わたしゃ瀬戸海旅役者、泪一筋お芝居船で、聞くは千鳥の声ばかり・・あの夜舞台の前髪姿、見染られた髪染めたか、月もおぼろに幟りの蔭で、人目忍んだ影法師・・呼ぶは千鳥かあの子の声か、淡路寝たやら灯が見えぬ、逢うた夢さえお芝居船はつらや波めが揺り起こす・・アップテンポのこの曲は回り舞台に似て変わる・・芝居の化粧を落とした男の素の顔、素の思いの変転である・・