傘の下 歌詞 茅原実里 ふりがな付

突然とつぜん降ふり出だした雨あめの中なかに たよりない傘かさひとつ
人混ひとごみの中なか 私わたしの心こころは 立たち止どまったまま
思おもい切きり吸すい込こんだ 切せつなさに
あなたの名前なまえを つけました
「どこにいますか」「元気げんきですか」
かき消けされてゆく 淡あわい独ひとり言ごと

どうか雨あめよ やまないで
あの日ひの二人ふたりを ぽつりぽつり
どうか今いまだけ 思おもい出ださせて
そっと目めをとじてみる

終おわらないこの片思かたおもい
雲くもが晴はれるのは まだ先さきのこと…?
あなたの言葉ことば あなたの声こえも
遠とおくにみた笑顔えがおも 最後さいごの優やさしさも
色いろあせないまま ここにまだあるよ

どうか雨あめよ やまないで
あふれ出だす涙なみだ ぽつりぽつり
どうか今いまだけ この傘かさの下した
あたたかい場所ばしょにかえて

どうか雨あめよ やまないで
あの日ひの二人ふたりを ぽつりぽつり
どうか今いまだけ 思おもい出ださせて
そっと目めをとじてみる
あたたかい傘かさの下したで