さすらいの舟唄 歌詞
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月つきの入江いりえのとなり舟ぶね
誰だれがひくやらギターがむせぶ
故郷こきょう恋こいしと ああ 旅たびの唄うた
風かぜに吹ふかれて別わかれたままの
白しろい襟足えりあし ほつれ髪がみ
思おもい出ださすなギターの音色ねいろ
青あおいペンキの ああ となり舟ぶね
帰かえる故郷こきょうがあるならよかろ
俺おれにゃ故郷こきょうも恋こいもない
月つきも悲かなしいギターもつらい
真菰まこもがくれの ああ 浮寝鳥うきねどり
馬骨
2022/04/16 01:52
流れ水藻のさみしく咲いた月の入江のとなり船・・誰が弾くのか知らないが・・事情を知らぬギターの音であろう・・別れたままの白い襟足ほつれ髪・・奏でるギターが偲ばせる・・帰る故郷も恋もない・・月も悲しいギターもつらい・・真菰隠れの浮き寝鳥さ・・