髪をほどいて 歌詞 KIRINJI ふりがな付

あとでまたねと手てを振ふった
ガジュマルの木きの下した
手てと手離てばなれた瞬間しゅんかんに
テレパシーきかなくなる
あなたは知しらない人ひとのよう

スコールが来くる

ああ 恋こいは摩訶不思議まかふしぎなもの
あなたにすぐ逢あいたくなるのよ
ああ 雨宿あまやどりはひとりでね
せつなさからあふれてくる涙なみだだけはそうね
あなたに見みせたくないの

雨あめといたずらな時間じかんは
サンダルに落おちて
揺ゆれるスカートの裾すそはね
わたしの心こころ模様もよう まるで映うつしているようで

さす傘かさはない

ああ 恋こいは摩訶不思議まかふしぎなもの
あなたにすぐ逢あいたくなるのよ
ああ 濡ぬれた髪かみをほどいてね
あなたが好すき でも言いえない想おもいに そう少すこし
気付きづいてほしいだけなの

今頃いまごろ誰だれかと愛あいの傘かさをまわす

ああ 恋こいは摩訶不思議まかふしぎなもの
あなたにすぐ逢あいたくなるのよ
ああ 濡ぬれた髪かみをほどいてね
あなたが好すき でも言いえない想おもいに そう少すこし
振ふり向むいてほしいだけなの