更地さらちの上うえにパイプ椅子いす
幟のぼりはためく分譲地ぶんじょうち
白目しろめの黄色きいろい客きゃくが来きた
垢あかじみた喉元のどもと 震ふるわせて
あわれな爺じいさん
亡者もうじゃは荒あれる
ジャメヴ デジャヴ
誰だれだ、お前まえ何なにしてる
ジャメヴ デジャヴ
オレの土地とちだぞ、ここいら
ジャメヴ デジャヴ
火ひの海うみ
焼やけ野原のはら
ジャメヴ デジャヴ
もっともっと さかのぼれば海うみ
金かねも御国おくにも神様かみさまも
他人たにんの夢ゆめのツギハギだ
孫娘まごむすめほどの看護婦かんごふは
おぼこのような
世慣よなれたような
空そらを仰あおぎ
聖者せいじゃは歌うたう
ジャメヴ デジャヴ
誰だれだ、君きみはだれだろう
ジャメヴ デジャヴ
見覚みおぼえのある微笑ほほえみ
ジャメヴ デジャヴ
いつかのどこかの
ジャメヴ デジャヴ
誰だれかの夢ゆめの中なかで逢あったかい
更地sarachiのno上ueにniパイプpaipu椅子isu
幟noboriはためくhatameku分譲地bunjouchi
白目shiromeのno黄色kiiroいi客kyakuがga来kiたta
垢akaじみたjimita喉元nodomoto 震furuわせてwasete
あわれなawarena爺jiiさんsan
亡者moujaはha荒aれるreru
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
誰dareだda、おo前mae何naniしてるshiteru
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
オレoreのno土地tochiだぞdazo、ここいらkokoira
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
火hiのno海umi
焼yaけke野原nohara
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
もっともっとmottomotto さかのぼればsakanoboreba海umi
金kaneもmo御国okuniもmo神様kamisamaもmo
他人taninのno夢yumeのnoツギハギtsugihagiだda
孫娘magomusumeほどのhodono看護婦kangofuはha
おぼこのようなobokonoyouna
世慣yonaれたようなretayouna
空soraをwo仰aoぎgi
聖者seijaはha歌utaうu
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
誰dareだda、君kimiはだれだろうhadaredarou
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
見覚mioboえのあるenoaru微笑hohoemi
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
いつかのどこかのitsukanodokokano
ジャメヴjameヴ デジャヴdejaヴ
誰dareかのkano夢yumeのno中nakaでde逢aったかいttakai