嘘と月 歌詞 nano.RIPE ふりがな付

きみがぼくに嘘うそをつくたび 嘘うそに嘘うそを重かさねるたびに
ぼくは少すこし優やさしくなれる?優やさしさの基準きじゅんなんて知しらないけど

嘘うその隙すきから覗のぞき込こむような本当ほんとうは愛あいしてるに似にている?
いつまで経たっても上手じょうずに使つかえないくだらないぼくはいつまで?

使つかわなくていいんだよ 使つかえなくていいんだよなんて
気付きづかないあいだにいつも守まもられてた

ぼくがアチコチ欠かけてるから ピースの足たりないパズルだから
きみはいつも嘘うそをつくんでしょう?ぼくがコレ以上いじょう欠かけないように

嘘うそに嘘うそに嘘うそを塗ぬり重かさねた日々ひびの厚あつさは今いまどれくらい?
いつまで経たっても近付ちかづくことはない変かわらないきみはいつまで?

欠かけてるんじゃないんだよ 足たりないんじゃないんだよなんて
気付きづかないあいだにいつも守まもられてた ぼくが?

嘘うそに気付きづかないふりをしていたぼくもきみとおなじ嘘うそつきか?
傷付きずつかないように優やさしいふりして守まもることは逃にげることだ

夢ゆめから醒さめたんだ 悪夢あくむから醒さめたんだやっと
優やさしい嘘うそなんてあるわけがないだろう

欠かけてるんでしょう?ぼくは 足たりないんでしょう?ぼくはずっと
気付きづかないあいだに少すこしずつ侵おかされてた

だれが?だれを?
きみが?ぼくを?