雨音 歌詞 つばき ふりがな付

適当てきとうな言葉ことばで片付かたづけられ 肝心かんじんな気持きもちは宙ちゅうぶらり
言いい返かえす事こともできないで 京王線けいおうせん乗のり込こんで家路いえじに着つく
積つもる苛立いらだちは消化しょうかできずに
理由りゆうも分わからぬまま 見失みうしないそうさ

全すべてがきれい事ごとに聞きこえる そんな夜よるは目めを閉とじるだけだ

一晩中ひとばんじゅう頭あたまの中なか巡めぐる 今日きょうだってしょうもない事ことで
単純たんじゅんに生いきる事ことできずに 自みずから迷路めいろに進すすみ出だす
積つもる不安ふあんは消化しょうかできずに
理由りゆうを隠かくしたまま 先さきへ行いこうとする

きれい事ごとすら言いえなくなる夜よる そんな夜よるは目めを閉とじるだけだ
五月さつきの雨あめが今いま降ふり出だした 僕ぼくの耳みみに雨音あまおとが響ひびく

ふと見みた時計とけいは 止とまったままだった
まあいいさ 夜よるは明あけるし雨あめは止やむんだろう

そうやって 探さがすよ 信しんじれる言葉ことば 探さがすよ

全すべてがきれい事ごとに聞きこえる きれい事ごとすら言いえなくなる夜よる
それでも信しんじれる言葉ことば探さがす それでも信しんじれる自分じぶんを探さがす