よみ:ふるとき
経る時 歌詞
-
松任谷由実
- 1999.2.24 リリース
- 作詞
- Yumi Matsutoya
- 作曲
- Yumi Matsutoya
友情
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窓際まどぎわでは老夫婦ろうふうふが
ふくらみだした蕾つぼみをながめてる
薄日うすびの射さす枯木かれこ立だちが
桜並木さくらなみきであるのを誰だれもが忘わすれていても
何なにも云いわず やがて花はなは咲さき誇ほこり
かなわぬ想おもいを散ちらし 季節きせつはゆく
二度にどと来こない人ひとのことを
ずっと待まってる気きがするティールーム
水路すいろに散ちる桜さくらを見みに
さびれたこのホテルまで
真夏まなつの影かげ 深緑ふかみどりに
ペンキの剥はげたボートを浸ひたし
秋あきの夕日ゆうひ細ほそく長ながく
カラスの群むれはぼんやり
スモッグの中なかに溶とける
どこから来きて どこへ行いくの
あんなに強つよく愛あいした気持きもちも憎にくんだことも
今いまは昔むかし
四月しがつごとに同おなじ席せきは
うす紅べにの砂時計すなどけいの底そこになる
空そらから降ふる時ときが見みえる
さびれたこのホテルから
ふくらみだした蕾つぼみをながめてる
薄日うすびの射さす枯木かれこ立だちが
桜並木さくらなみきであるのを誰だれもが忘わすれていても
何なにも云いわず やがて花はなは咲さき誇ほこり
かなわぬ想おもいを散ちらし 季節きせつはゆく
二度にどと来こない人ひとのことを
ずっと待まってる気きがするティールーム
水路すいろに散ちる桜さくらを見みに
さびれたこのホテルまで
真夏まなつの影かげ 深緑ふかみどりに
ペンキの剥はげたボートを浸ひたし
秋あきの夕日ゆうひ細ほそく長ながく
カラスの群むれはぼんやり
スモッグの中なかに溶とける
どこから来きて どこへ行いくの
あんなに強つよく愛あいした気持きもちも憎にくんだことも
今いまは昔むかし
四月しがつごとに同おなじ席せきは
うす紅べにの砂時計すなどけいの底そこになる
空そらから降ふる時ときが見みえる
さびれたこのホテルから