つよく抱だいたらするりとかわす
砂すなの背中せなかに焦こがれたの
溶とけ合あうことをこわがるように
あなたはひとり闇やみをゆく
泣ないてる君きみは嫌きらいと云いった
響ひびきはどこか優やさしくて
幻まぼろしなんて呼よばせないから
私わたしは涙なみだとじこめる
愛あいしてるなら
汚よごれたその手てで私わたしの頬ほおを撫なでて
ここを去さるのなら
消きえない足跡あしあと 刻きざみつけて
乾かわいた風かぜがさらりと吹ふいて
あれは嘘うそだと囁ささやくの
あなたが噛かんだ傷きずが薄うすれても
白夜びゃくやの続つづき待まっている
もうこれ以上いじょう、何なにも脱ぬげない
最後さいごの場所ばしょで逢あいたくて
手加減てかげんなんて欲ほしくないから
醜みにくい私わたしさらけ出だす
愛あいしてるから
壊こわれた心こころも憎にくしみも吐はき出だして
独ひとりじゃないから
確たしかな足跡あしあと 踏ふみ出だして
こぼれる砂すなにまみれても
真実しんじつのひとしずくを
あなたに注そそぎたいから
愛あいしてるなら
汚よごれたその手てで私わたしの頬ほおを撫なでて
夢ゆめだと云いうなら
今いますぐ瞼まぶたをこじ開あけて
愛あいしてるから
壊こわれた心こころも憎にくしみも吐はき出だして
独ひとりじゃないから
確たしかな足跡あしあと 踏ふみ出だして
確たしかな足跡あしあと 踏ふみ出だして
つよくtsuyoku抱daいたらするりとかわすitarasururitokawasu
砂sunaのno背中senakaにni焦koがれたのgaretano
溶toけke合aうことをこわがるようにukotowokowagaruyouni
あなたはひとりanatahahitori闇yamiをゆくwoyuku
泣naいてるiteru君kimiはha嫌kiraいとito云iったtta
響hibiきはどこかkihadokoka優yasaしくてshikute
幻maboroshiなんてnante呼yoばせないからbasenaikara
私watashiはha涙namidaとじこめるtojikomeru
愛aiしてるならshiterunara
汚yogoれたそのretasono手teでde私watashiのno頬hooをwo撫naでてdete
ここをkokowo去saるのならrunonara
消kiえないenai足跡ashiato 刻kizaみつけてmitsukete
乾kawaいたita風kazeがさらりとgasararito吹fuいてite
あれはareha嘘usoだとdato囁sasayaくのkuno
あなたがanataga噛kaんだnda傷kizuがga薄usuれてもretemo
白夜byakuyaのno続tsuduきki待maっているtteiru
もうこれmoukore以上ijou、何naniもmo脱nuげないgenai
最後saigoのno場所basyoでde逢aいたくてitakute
手加減tekagenなんてnante欲hoしくないからshikunaikara
醜minikuいi私watashiさらけsarake出daすsu
愛aiしてるからshiterukara
壊kowaれたreta心kokoroもmo憎nikuしみもshimimo吐haきki出daしてshite
独hitoりじゃないからrijanaikara
確tashiかなkana足跡ashiato 踏fuみmi出daしてshite
こぼれるkoboreru砂sunaにまみれてもnimamiretemo
真実shinjitsuのひとしずくをnohitoshizukuwo
あなたにanatani注sosoぎたいからgitaikara
愛aiしてるならshiterunara
汚yogoれたそのretasono手teでde私watashiのno頬hooをwo撫naでてdete
夢yumeだとdato云iうならunara
今imaすぐsugu瞼mabutaをこじwokoji開aけてkete
愛aiしてるからshiterukara
壊kowaれたreta心kokoroもmo憎nikuしみもshimimo吐haきki出daしてshite
独hitoりじゃないからrijanaikara
確tashiかなkana足跡ashiato 踏fuみmi出daしてshite
確tashiかなkana足跡ashiato 踏fuみmi出daしてshite