消灯飛行 歌詞 松任谷由実 ふりがな付

見知みしらぬ国くにの ビザを持もち
夜よるに消きえてゆこう
見送みおくりはここまででいい
風かぜが強つよいから
ガラスのむこう あのひとは
くちびる動うごかし
パントマイムで 離はなれてく
人ひとに流ながされて

忘わすれ得えぬこと 忘わすれるために
努力どりょくはいるのね
二度にどと結むすべない糸いとなら
たぐりはしないわ

海岸線かいがんせんをふちどって
都会とかいは輝かがやく
あのひと乗のせたTAXIは
今いまどこを走はしる
もうしばらくは 追おいかけさせて
この胸むねの中なかで

夜よるの雲くもを見下みおろすまで
ライトがつくまで
テイル・ランプをあのひとが
星ほしと思おもうまで