キャサリン 歌詞 松任谷由実 ふりがな付

あなたがひとりこの駅えきに
降おり立たったことを耳みみにしたのは
夏なつの終おわりの風かぜが海うみへ抜ぬける頃ころ

暗くらい緑みどりのReybanをほほにすべらせて
涼すずしい瞳ひとみ投なげかけながら
今朝けさの夢ゆめを横切よこぎった

誰だれしも胸むねの片隅かたすみに煙けむるような影かげを抱いだく
キャサリン キャサリン
時ときがへだて
あなたは昔むかしのままじゃない

輝かがやく日々ひびの残像かげろうを追おいかけるたびに
あなたの声こえやそのブロンドが
だぶるように見みえて来くる

かわってしまった街角まちかどで
かわったあなたにふりむく
キャサリン キャサリン
時ときがへだて
想おもい出でだけを眩まぶしくする

誰だれしも胸むねの片隅かたすみに煙けむるような影かげを抱だく
キャサリン キャサリン
時ときがへだて
あなたは昔むかしのままじゃない

キャサリン キャサリン
時ときがへだて
みんなが昔むかしのままじゃない