五月雨 歌詞 NSP ふりがな付

二ふたつも年としをごまかして 僕ぼくに抱だかれ
行ゆきずりの恋こいなんて言いった君きみさ
どうしてそんなに意地いじを張はるの その理由りゆうは
聞きかないでいたほうが良よかったよ
素敵すてきな恋こいを失なくしたの
そんなことをこの僕ぼくに
幼おさない頃ころの想おもい出でを 笑顔えがおで話はなす君きみでいてね
失なくした恋こいは忘わすれてさ
人ひとの幸しあわせ恨うらむより
やさしいだけの君きみがいい
終おわった恋こいは忘わすれてさ いいね

こんな夜よるに雨あめだなんて 憂ゆううつだなあ
せっかく君きみが 尋たずねて来きても
どうして自分じぶんを苛いじめるの
悲かなしいことは誰だれだって
一ひとつや二ふたつあることさ
人ひとは黄昏たそがれ年老としおいて 遠とおい想おもいに背せを向むけて
歩あるき疲つかれ泣なき尽つくす
誰だれの心こころを憎にくむより
悲かなしさ辛つらさ嘆なげくより
僕ぼくの愛あいを受うけ止とめて いいね

失なくした恋こいはこの五月雨さみだれに 洗あらい流ながしてしまえばいい
過すぎた後あとはなつかしいだけ
今いまは僕ぼくのこの胸むねに 抱だかれ眠ねむれぐっすりと
何なにもかも忘わすれてさ いいね