窓まどに斜陽しゃよう なんか凡庸ぼんよう
しんとしてる 夕暮ゆうぐれ時どき
ぼーっとしてた 想おもったりした
面倒めんどくさい 止やめにした
からかいだした ユラユラ踊おどる 僕ぼくの影法師かげぼうし
聞きいておくれ 黒くろいニセモノ
告白こくはくした 胸むねのうち
恥はじらう事こと 忘わすれました
揺ゆらいでいる カーテン越ごし
太陽たいようは落下らっか 死しに物狂ものぐるい 僕ぼくの影法師かげぼうし
焦こがれて 茜色あかねいろ 濃こくなる 血ちの色いろ
赤あかく赤あかく染そまる世界せかいで問といかける
答こたえてくれなくて 覗のぞいた影かげの中なか
過去かこしかいないから 未来みらいがいないから
眩まぶしすぎて 見みえなくなる
さらってくように射さした、斜陽しゃよう――――――。
窓まどの外そと 日々ひびの果はて
スモッグのせい 目めが痛いたい
陽ひが映うつる 床ゆかのうえ ちぎれて影かげ 再生さいせい不能ふのう
帰かえれない 橙色だいだいいろ 戻もどらない 血ちの色いろ
赤あかく赤あかく染そまる世界せかいに僕ぼくと僕ぼく
話はなしてくれなくて 触さわった影かげの中なか
指先ゆびさき触ふれたのは 名前なまえのない感情かんじょう
怯おびえもなく 救すくいもなく 消きえてくんだね
孤独こどくだけ残のこしてさ
眩まぶしすぎて 見みえなくなる
燃もやしてくように射さした、斜陽しゃよう――――――。
窓madoにni斜陽syayou なんかnanka凡庸bonyou
しんとしてるshintoshiteru 夕暮yuuguれre時doki
ぼboーっとしてたttoshiteta 想omoったりしたttarishita
面倒mendoくさいkusai 止yaめにしたmenishita
からかいだしたkarakaidashita ユラユラyurayura踊odoるru 僕bokuのno影法師kageboushi
聞kiいておくれiteokure 黒kuroいiニセモノnisemono
告白kokuhakuしたshita 胸muneのうちnouchi
恥haじらうjirau事koto 忘wasuれましたremashita
揺yuらいでいるraideiru カkaーテンten越goしshi
太陽taiyouはha落下rakka 死shiにni物狂monoguruいi 僕bokuのno影法師kageboushi
焦koがれてgarete 茜色akaneiro 濃koくなるkunaru 血chiのno色iro
赤akaくku赤akaくku染soまるmaru世界sekaiでde問toいかけるikakeru
答kotaえてくれなくてetekurenakute 覗nozoいたita影kageのno中naka
過去kakoしかいないからshikainaikara 未来miraiがいないからgainaikara
眩mabuしすぎてshisugite 見miえなくなるenakunaru
さらってくようにsarattekuyouni射saしたshita、斜陽syayou――――――。
窓madoのno外soto 日々hibiのno果haてte
スモッグsumogguのせいnosei 目meがga痛itaいi
陽hiがga映utsuるru 床yukaのうえnoue ちぎれてchigirete影kage 再生saisei不能funou
帰kaeれないrenai 橙色daidaiiro 戻modoらないranai 血chiのno色iro
赤akaくku赤akaくku染soまるmaru世界sekaiにni僕bokuとto僕boku
話hanaしてくれなくてshitekurenakute 触sawaったtta影kageのno中naka
指先yubisaki触fuれたのはretanoha 名前namaeのないnonai感情kanjou
怯obiえもなくemonaku 救sukuいもなくimonaku 消kiえてくんだねetekundane
孤独kodokuだけdake残nokoしてさshitesa
眩mabuしすぎてshisugite 見miえなくなるenakunaru
燃moやしてくようにyashitekuyouni射saしたshita、斜陽syayou――――――。