酒場さかばは男おとこの 途中駅とちゅうえき
おもいで背せおって 降おりる駅えき
誰だれも昔むかしが 恋こいしいくせに
声こえを殺ころして かくれんぼ
酒さけに 酒さけに おまえが映うつる
何故なぜに 何故なぜに 捨すてたと せめたてる
古ふるびたシネマか この路地ろじも
おもえば昭和しょうわが 遠とおくなる
ひとりしみじみ 酔よいしれながら
酒さけを心こころに 流ながしこむ
女おんな 女おんな おまえは女おんな
俺おれは 俺おれは 酒場さかばで 夢ゆめをみる
すだれをくぐって 夏なつが往いき
とまり木ぎ伝づたいに 秋あきがくる
問とわず語がたりに つぎ足たす酒さけが
過すぎた暦こよみを まためくる
抱だいて 抱だいて おまえを抱だいて
添そい寝ね 添そい寝ねした日ひが 身みを焦こがす
酒場sakabaはha男otokoのno 途中駅tochuueki
おもいでomoide背seおってotte 降oりるriru駅eki
誰dareもmo昔mukashiがga 恋koiしいくせにshiikuseni
声koeをwo殺koroしてshite かくれんぼkakurenbo
酒sakeにni 酒sakeにni おまえがomaega映utsuるru
何故nazeにni 何故nazeにni 捨suてたとtetato せめたてるsemetateru
古furuびたbitaシネマshinemaかka このkono路地rojiもmo
おもえばomoeba昭和syouwaがga 遠tooくなるkunaru
ひとりしみじみhitorishimijimi 酔yoいしれながらishirenagara
酒sakeをwo心kokoroにni 流nagaしこむshikomu
女onna 女onna おまえはomaeha女onna
俺oreはha 俺oreはha 酒場sakabaでde 夢yumeをみるwomiru
すだれをくぐってsudarewokugutte 夏natsuがga往iきki
とまりtomari木gi伝dutaいにini 秋akiがくるgakuru
問toわずwazu語gataりにrini つぎtsugi足taすsu酒sakeがga
過suぎたgita暦koyomiをwo まためくるmatamekuru
抱daいてite 抱daいてite おまえをomaewo抱daいてite
添soいi寝ne 添soいi寝neしたshita日hiがga 身miをwo焦koがすgasu