いつもぼくはおまえのこと "ネコ"と
呼よび捨すてにしてた
細ほそい目めをし寒さむがっては眠ねむそうに起おきてた
真夜中まよなか目めが醒さめると隣となりで
横向よこむきでまるまっていた
寝言ねごとの声こえ小ちいさな音おと泣ないているように
どこへ君きみは消きえた訳わけも伝つたえず
道みちに迷まよって裏町うらまちの中なかを走はしり
雨あめの中なかを一人ひとり震ふるえる身体からだ
ずぶぬれになり瞳ひとみ光ひからせ何なにを探さがすの
怒おこった時じは爪つめをたてる
ぼくを睨にらみつけるように
髪かみをなでる うれしそうに笑わらい声ごえあげた
気きが強つよそうに見みえてたけど
本当ほんとうは臆病者おくびょうものさ
そこがぼくと同おなじだから
ひかれあい暮くらした
どこへ君きみは消きえた訳わけも伝つたえず
道みちに迷まよって裏町うらまちの中なかを走はしり
雨あめの中なかを一人ひとり震ふるえる身体からだ
ずぶぬれになり瞳ひとみ光ひからせ何なにを探さがすの
いつもぼくはおまえのことitsumobokuhaomaenokoto "ネコneko"とto
呼yoびbi捨suてにしてたtenishiteta
細hosoいi目meをしwoshi寒samuがってはgatteha眠nemuそうにsouni起oきてたkiteta
真夜中mayonaka目meがga醒saめるとmeruto隣tonariでde
横向yokomuきでまるまっていたkidemarumatteita
寝言negotoのno声koe小chiiさなsana音oto泣naいているようにiteiruyouni
どこへdokohe君kimiはha消kiえたeta訳wakeもmo伝tsutaえずezu
道michiにni迷mayoってtte裏町uramachiのno中nakaをwo走hashiりri
雨ameのno中nakaをwo一人hitori震furuえるeru身体karada
ずぶぬれになりzubunureninari瞳hitomi光hikaらせrase何naniをwo探sagaすのsuno
怒okoったtta時jiはha爪tsumeをたてるwotateru
ぼくをbokuwo睨niraみつけるようにmitsukeruyouni
髪kamiをなでるwonaderu うれしそうにureshisouni笑waraいi声goeあげたageta
気kiがga強tsuyoそうにsouni見miえてたけどetetakedo
本当hontouはha臆病者okubyoumonoさsa
そこがぼくとsokogabokuto同onaじだからjidakara
ひかれあいhikareai暮kuらしたrashita
どこへdokohe君kimiはha消kiえたeta訳wakeもmo伝tsutaえずezu
道michiにni迷mayoってtte裏町uramachiのno中nakaをwo走hashiりri
雨ameのno中nakaをwo一人hitori震furuえるeru身体karada
ずぶぬれになりzubunureninari瞳hitomi光hikaらせrase何naniをwo探sagaすのsuno