黒髪くろかみ指ゆびに 巻まきつけて
霧きりの波止場はとばを さまよえば
あなたを慕したう 空むなしさが
こみあげて こみあげて 泣なけちゃうの
ああ 私わたしの船ふねは もういない
手てに持もつ花はなは ふるさとの
山やまに咲さいてた 百合ゆりの花はな
あなたの旅たびを なぐさめる
筈はずなのに 筈はずなのに おそかった
ああ 私わたしの船ふねは もういない
波止場はとばの霧きりに ぬれながら
次つぎの逢瀬おうせを かぞえたら
いのちが三みっつ 欲ほしいほど
淋さびしくて 淋さびしくて 泣なけちゃうの
ああ 私わたしの船ふねは もういない
黒髪kurokami指yubiにni 巻maきつけてkitsukete
霧kiriのno波止場hatobaをwo さまよえばsamayoeba
あなたをanatawo慕shitaうu 空munaしさがshisaga
こみあげてkomiagete こみあげてkomiagete 泣naけちゃうのkechauno
ああaa 私watashiのno船funeはha もういないmouinai
手teにni持moつtsu花hanaはha ふるさとのfurusatono
山yamaにni咲saいてたiteta 百合yuriのno花hana
あなたのanatano旅tabiをwo なぐさめるnagusameru
筈hazuなのにnanoni 筈hazuなのにnanoni おそかったosokatta
ああaa 私watashiのno船funeはha もういないmouinai
波止場hatobaのno霧kiriにni ぬれながらnurenagara
次tsugiのno逢瀬ouseをwo かぞえたらkazoetara
いのちがinochiga三mixtuつtsu 欲hoしいほどshiihodo
淋sabiしくてshikute 淋sabiしくてshikute 泣naけちゃうのkechauno
ああaa 私watashiのno船funeはha もういないmouinai