健気けなげに落おちる粒つぶ 見上みあげれば
深ふかい黒くろに澄すんだ空そらの奥おくに 白しろい水玉模様みずたまもようが浮うかぶ
懐炉かいろ持もった両手りょうては外気がいきに触ふれ 貼はりついたように離はなれない
風かぜを切きるような風かぜ 吐息といきは形かたちを作つくる
ねぇ、欲ほしかったものは 手てに入はいるかな 直向ひたむきさは報むくわれるのかな
永久えいきゅうには残のこらない この結晶けっしょうと 自分じぶんを重かさねてしまうよ
憧あこがれには遠とおい 届とどくかも分わからない
ゆっくり切せつなさが 僕ぼくらの傍そばに降ふる
瞳ひとみに溜たまる雨あめ 白しろく固かたまる前まえに
かじかむこの手ての中なかで 弱よわく握にぎった
胸むねの微熱びねつが鼓動こどうを刻きざんでいる 不確定ふかくていなリズムの中なかで
つぎはぎでつなぎ合あわせた夢ゆめを はじめようか
見上みあげればそこには 健気けなげに落おちる粒つぶ
永久えいきゅうには残のこらなくとも この胸むね突つき刺ささる
瞳ひとみに溜たまる雨あめ 白しろく固かたまる前まえに
かじかんだ この手ての中なかで 強つよく握にぎった
健気kenageにni落oちるchiru粒tsubu 見上miaげればgereba
深fukaいi黒kuroにni澄suんだnda空soraのno奥okuにni 白shiroいi水玉模様mizutamamoyouがga浮uかぶkabu
懐炉kairo持moったtta両手ryouteはha外気gaikiにni触fuれre 貼haりついたようにritsuitayouni離hanaれないrenai
風kazeをwo切kiるようなruyouna風kaze 吐息toikiはha形katachiをwo作tsukuるru
ねぇnee、欲hoしかったものはshikattamonoha 手teにni入haiるかなrukana 直向hitamuきさはkisaha報mukuわれるのかなwarerunokana
永久eikyuuにはniha残nokoらないranai このkono結晶kessyouとto 自分jibunをwo重kasaねてしまうよneteshimauyo
憧akogaれにはreniha遠tooいi 届todoくかもkukamo分waからないkaranai
ゆっくりyukkuri切setsuなさがnasaga 僕bokuらのrano傍sobaにni降fuるru
瞳hitomiにni溜taまるmaru雨ame 白shiroくku固kataまるmaru前maeにni
かじかむこのkajikamukono手teのno中nakaでde 弱yowaくku握nigiったtta
胸muneのno微熱binetsuがga鼓動kodouをwo刻kizaんでいるndeiru 不確定fukakuteiなnaリズムrizumuのno中nakaでde
つぎはぎでつなぎtsugihagidetsunagi合aわせたwaseta夢yumeをwo はじめようかhajimeyouka
見上miaげればそこにはgerebasokoniha 健気kenageにni落oちるchiru粒tsubu
永久eikyuuにはniha残nokoらなくともranakutomo このkono胸mune突tsuきki刺saさるsaru
瞳hitomiにni溜taまるmaru雨ame 白shiroくku固kataまるmaru前maeにni
かじかんだkajikanda このkono手teのno中nakaでde 強tsuyoくku握nigiったtta