こころ雪 歌詞 森昌子 ふりがな付

人ひとは誰だれも生いきていれば
知しらぬ間まに汚よごれていく。
心こころならずも嘘うそをついたり
愛あいする人ひとに背そむいてみたり。

ああ、初雪はつゆきが降ふりかかる
すべてを白紙はくしにもどしていく
初雪はつゆきが降ふりかかる
昨日きのうの私わたしをかき消けしていく
なにかが始はじまる予感よかんの中なかで。

人ひとは誰だれも胸むねのうちで
ごめんねとつぶやいてる。
その一言ひとことを言いいたいけれど
言いえないままに時ときを過すごして。

ああ、初雪はつゆきが降ふりかかる
誰だれかが私わたしを愛あいしている
初雪はつゆきが降ふりかかる
私わたしもあなたを好すきになりそう
一いちから命いのちを始はじめるために。

初雪はつゆきが降ふりかかる
昨日きのうの私わたしをかき消けしていく
なにかが始はじまる予感よかんの中なかで。