波なみがさらった 七万ななまん本ほんの
陸前高田りくぜんたかたの 松原まつばらに
いっぽん残のこった 松まつがある
もいちど故郷こきょう 作つくろうと
戻もどる人達ひとたち 迎むかえるために
残のこった祈いのりの 松まつがある
夢ゆめも暮くらしも いつかは戻もどる
その日ひは必かならず 来くるからと
いっぽん残のこった 松まつが言いう
大地だいちに根ねっこを 踏ふみしめて
涙なみだ乗のり越こえ 生いき抜ぬくちから
教おしえるいのちの 松まつがある
雪ゆきがどんなに 降ふりかかろうと
しぶきがその身みを 削けずろうと
いっぽん残のこった 松まつがある
生うまれて育そだった 北国きたぐにの
強つよい心こころの 真まん中なかに
残のこった奇跡きせきの 松まつが立たつ
波namiがさらったgasaratta 七万nanaman本honのno
陸前高田rikuzentakataのno 松原matsubaraにni
いっぽんippon残nokoったtta 松matsuがあるgaaru
もいちどmoichido故郷kokyou 作tsukuろうとrouto
戻modoるru人達hitotachi 迎mukaえるためにerutameni
残nokoったtta祈inoりのrino 松matsuがあるgaaru
夢yumeもmo暮kuらしもrashimo いつかはitsukaha戻modoるru
そのsono日hiはha必kanaraずzu 来kuるからとrukarato
いっぽんippon残nokoったtta 松matsuがga言iうu
大地daichiにni根neっこをkkowo 踏fuみしめてmishimete
涙namida乗noりri越koえe 生iきki抜nuくちからkuchikara
教oshiえるいのちのeruinochino 松matsuがあるgaaru
雪yukiがどんなにgadonnani 降fuりかかろうとrikakarouto
しぶきがそのshibukigasono身miをwo 削kezuろうとrouto
いっぽんippon残nokoったtta 松matsuがあるgaaru
生uまれてmarete育sodaったtta 北国kitaguniのno
強tsuyoいi心kokoroのno 真maんn中nakaにni
残nokoったtta奇跡kisekiのno 松matsuがga立taつtsu