憶おもひ出でを
つぶやく あなたの
くちびるは
かすかに震ふるえるだけ
遙はるかにけむる
記憶きおくの海うみを
あなたをのせた船ふねが
港みなとへ帰かえる
鏡かがみのように
光ひかる波間なみまを
見みおろす丘おかを駆かけて
腕うでに抱だかれる
遠とおい日々ひび
みつめる あなたの
瞳ひとみには
何なにも映うつっていない
再ふたたび出会であう
ふたりの前まえに
流ながれた時ときが 愛あいを
さらっていった
さよなら あなた
憶omoひhi出deをwo
つぶやくtsubuyaku あなたのanatano
くちびるはkuchibiruha
かすかにkasukani震furuえるだけerudake
遙haruかにけむるkanikemuru
記憶kiokuのno海umiをwo
あなたをのせたanatawonoseta船funeがga
港minatoへhe帰kaeるru
鏡kagamiのようにnoyouni
光hikaるru波間namimaをwo
見miおろすorosu丘okaをwo駆kaけてkete
腕udeにni抱daかれるkareru
遠tooいi日々hibi
みつめるmitsumeru あなたのanatano
瞳hitomiにはniha
何naniもmo映utsuっていないtteinai
再futataびbi出会deaうu
ふたりのfutarino前maeにni
流nagaれたreta時tokiがga 愛aiをwo
さらっていったsaratteitta
さよならsayonara あなたanata