ひとりで歩あるく 路地裏ろじうらを
月つきが黙だまって ついてくる
なあ 月つきよ
男おとこが 泣ないて なぜ悪わるい
心こころの傷きずの あみだくじ
今日きょうもハズレの 繰くり返かえし
冷酒れいしゅぐっと 飲のみ干ほせば
胸むねに木枯こがらし 吹ふき荒あれる
なあ 月つきよ
男おとこは 泣ないちゃ いけないと
お袋ふくろいつも 言いっていた
遠とおい夜空よぞらの ふるさとよ
満みちても欠かけて また満みちて
月つきは人生じんせい 物語ものがたる
なあ 月つきよ
今夜こんやは 添そい寝ね しておくれ
泣なくだけ泣ないて 眠ねむったら
歩あるきだせるさ 明日あしたから
ひとりでhitoride歩aruくku 路地裏rojiuraをwo
月tsukiがga黙damaってtte ついてくるtsuitekuru
なあnaa 月tsukiよyo
男otokoがga 泣naいてite なぜnaze悪waruいi
心kokoroのno傷kizuのno あみだくじamidakuji
今日kyouもmoハズレhazureのno 繰kuりri返kaeしshi
冷酒reisyuぐっとgutto 飲noみmi干hoせばseba
胸muneにni木枯kogaらしrashi 吹fuきki荒aれるreru
なあnaa 月tsukiよyo
男otokoはha 泣naいちゃicha いけないとikenaito
おo袋fukuroいつもitsumo 言iっていたtteita
遠tooいi夜空yozoraのno ふるさとよfurusatoyo
満miちてもchitemo欠kaけてkete またmata満miちてchite
月tsukiはha人生jinsei 物語monogataるru
なあnaa 月tsukiよyo
今夜konyaはha 添soいi寝ne しておくれshiteokure
泣naくだけkudake泣naいてite 眠nemuったらttara
歩aruきだせるさkidaserusa 明日ashitaからkara