すみだ川 歌詞 島倉千代子 ふりがな付

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すみだ川 歌詞

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銀杏いちょうがえしにくろじゅすかけて
いてわかれたすみだかわ
おもします観音かんのんさまの
あきぐれのかねこえ

「ああ そうだったわねぇ
あなたが二十はたち あたしが十七じゅうしちとき
いつも清元きよもとのお稽古けいこからかえってくると
あなたは竹屋たけやわたっててくれたわねぇ
そうして 二人ふたり姿すがたみずうつるのをながめながら
ニッコリわらってさみしくわかれた
ほんとにはかないこいだったわね」

むすめごころの仲見世なかみせあるく
はるよるとしいち
けりゃけます今戸いまどそら
おさ馴染なじみのお月様つきさま

「あれから あたしが芸者げいしゃたものだから
あなたはあってくれないし
いつも観音様かんのんさまへおまいりするたびに
まわみちしてなつかしい隅田すみたのほとりを あるきながら
ひとりでいてたの でも もうきますまい
こいしいこいしいとおもっていた初恋はつこいのあなたに
あえたんですもの
今年ことしはきっときっとうれしいはるむかえますわ」

都鳥みやこどりさえ一羽いちわじゃばぬ
むかしこいしい
あえばとけますなみだむね
河岸かわぎしやなぎはるゆき

すみだ川 / 島倉千代子 の歌詞へのレビュー

男性

馬骨

2022/07/16 03:16

昭和12年東海林太郎が歌った歌で、島倉さんは未だ生まれていなかった時の歌です・・銀杏返しに黒じゅす掛けて泣いて別れた隅田川、思い出します観音様の秋の日暮れの鐘の音・・「清元の帰り貴方は何時も竹屋の渡し場で待って居てくれた、川面に映る二人の影を眺めてにっこり笑って別れた、儚い恋でした」・・「それが私が芸者に出るようになってからは会ってくれなくなりました」お参りの帰り遠回りして墨田の畔を歩くと初恋の貴方が戻ります、都鳥さへ一羽じゃ飛ばぬ・・哀しい初恋ですが粋な感じは十分伝わります・・

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曲名:すみだ川 歌手:島倉千代子