風かぜはひゅるひゅる
波なみはざんぶりこ
誰だれか私わたしを 呼よんでるような
襟裳岬えりもみさきの 風かぜと波なみ
にくいにくいと 怨うらんだけれど
いまじゃ恋こいしい あの人ひとが
風かぜはひゅるひゅる
波なみはざんぶりこ
浜はまの日暮ひぐれは淋さびしいものよ
たった一人ひとりは なおさらに
こんぶとる手てに ほろりと涙なみだ
背せのびしてみる 遠とおい空そら
風かぜはひゅるひゅる
波なみはざんぶりこ
春はるはいつくる 燈台守とうだいもりと
襟裳岬えりもみさきの女おんなの子こ
泣ないてみたいな 霧笛むてきのように
泣なけば思おもいも 晴はれるのに
風kazeはひゅるひゅるhahyuruhyuru
波namiはざんぶりこhazanburiko
誰dareかka私watashiをwo 呼yoんでるようなnderuyouna
襟裳岬erimomisakiのno 風kazeとto波nami
にくいにくいとnikuinikuito 怨uraんだけれどndakeredo
いまじゃimaja恋koiしいshii あのano人hitoがga
風kazeはひゅるひゅるhahyuruhyuru
波namiはざんぶりこhazanburiko
浜hamaのno日暮higuれはreha淋sabiしいものよshiimonoyo
たったtatta一人hitoriはha なおさらにnaosarani
こんぶとるkonbutoru手teにni ほろりとhororito涙namida
背seのびしてみるnobishitemiru 遠tooいi空sora
風kazeはひゅるひゅるhahyuruhyuru
波namiはざんぶりこhazanburiko
春haruはいつくるhaitsukuru 燈台守toudaimoriとto
襟裳岬erimomisakiのno女onnaのno子ko
泣naいてみたいなitemitaina 霧笛mutekiのようにnoyouni
泣naけばkeba思omoいもimo 晴haれるのにrerunoni