こころで好すきと 叫さけんでも
口くちでは言いえず ただあの人ひとと
小ちいさな傘かさを かたむけた
ああ あの日ひは雨あめ
雨あめの小径こみちに 白しろい仄ほのかな
からたちの花はな
くちづけすらの 想おもい出でも
のこしてくれず 去さりゆく影かげよ
単衣ひとえの袖そでを かみしめた
ああ あの夜よるは霧きり
霧きりの小径こみちに 泣ないて散ちる散ちる
からたちの花はな
からたちの実みが みのっても
別わかれた人ひとは もう帰かえらない
乙女おとめの胸むねの 奥おくふかく
ああ 過すぎゆく風かぜ
風かぜの小径こみちに いまは遥はるかな
からたちの花はな
こころでkokorode好suきとkito 叫sakeんでもndemo
口kuchiではdeha言iえずezu ただあのtadaano人hitoとto
小chiiさなsana傘kasaをwo かたむけたkatamuketa
ああaa あのano日hiはha雨ame
雨ameのno小径komichiにni 白shiroいi仄honoかなkana
からたちのkaratachino花hana
くちづけすらのkuchidukesurano 想omoいi出deもmo
のこしてくれずnokoshitekurezu 去saりゆくriyuku影kageよyo
単衣hitoeのno袖sodeをwo かみしめたkamishimeta
ああaa あのano夜yoruはha霧kiri
霧kiriのno小径komichiにni 泣naいてite散chiるru散chiるru
からたちのkaratachino花hana
からたちのkaratachino実miがga みのってもminottemo
別wakaれたreta人hitoはha もうmou帰kaeらないranai
乙女otomeのno胸muneのno 奥okuふかくfukaku
ああaa 過suぎゆくgiyuku風kaze
風kazeのno小径komichiにni いまはimaha遥haruかなkana
からたちのkaratachino花hana