酒さけが面影おもかげ ながすなら
とうに消きえてた 泣なきぼくろ
男おとこなみだは 飲のみこんで
だまって人肌ひとはだ 酒さけがいい
いゝねいゝね 人肌ひとはだなんて
やけに情なさけが しみる夜よる
おつな辛口からくち お見通みとおし
酔よえば心こころが やわになる
男おとこわけある 別わかれなら
ひとりで屋台やたいの 酒さけがいい
いゝねいゝね 屋台やたいでなんて
雲くもの垣根かきねに うす灯あかり
酒さけよお前まえが なかったら
誰だれに言いえよう いまさらに
男おとこうき世よの 塵ちりならば
さらりと小粋こいきな 酒さけがいい
いゝねいゝね 小粋こいきだなんて
夢ゆめをつぎたす 裏通うらどおり
酒sakeがga面影omokage ながすならnagasunara
とうにtouni消kiえてたeteta 泣naきぼくろkibokuro
男otokoなみだはnamidaha 飲noみこんでmikonde
だまってdamatte人肌hitohada 酒sakeがいいgaii
いiゝねいneiゝねne 人肌hitohadaなんてnante
やけにyakeni情nasakeがga しみるshimiru夜yoru
おつなotsuna辛口karakuchi おo見通mitooしshi
酔yoえばeba心kokoroがga やわになるyawaninaru
男otokoわけあるwakearu 別wakaれならrenara
ひとりでhitoride屋台yataiのno 酒sakeがいいgaii
いiゝねいneiゝねne 屋台yataiでなんてdenante
雲kumoのno垣根kakineにni うすusu灯akaりri
酒sakeよおyoo前maeがga なかったらnakattara
誰dareにni言iえようeyou いまさらにimasarani
男otokoうきuki世yoのno 塵chiriならばnaraba
さらりとsararito小粋koikiなna 酒sakeがいいgaii
いiゝねいneiゝねne 小粋koikiだなんてdanante
夢yumeをつぎたすwotsugitasu 裏通uradooりri