定置ていち 刺さし網あみ 漁場りょうばの空そらで
今日きょうも輪わを描かく 北きたの鳥とり
可愛かわいいお前まえの
生うまれ変かわりか 尾白鷲おじろわし
遠とおい国くにから 舞まい戻もどっては
俺おれを見守みまもる オホーツク
夢ゆめを追おうなと 世間せけんは言いうが
惚ほれた女子おなごは お前まえだけ
海うみの男おとこは
一途いちずなんだぜ 尾白鷲おじろわし
夜よるは二人ふたりの 想おもい出でしのび
呑のんで眺ながめる オホーツク
忘わすれ形見がたみは 男手おとこでひとつ
強つよく育そだてる 二に代目だいめに
空そらでお前まえも
助たすけ頼たのむぞ 尾白鷲おじろわし
海うみを流氷りゅうひょう 埋うずめる日ひまで
俺おれも網あみ引ひく オホーツク
定置teichi 刺saしshi網ami 漁場ryoubaのno空soraでde
今日kyouもmo輪waをwo描kaくku 北kitaのno鳥tori
可愛kawaiいおio前maeのno
生uまれmare変kaわりかwarika 尾白鷲ojirowashi
遠tooいi国kuniからkara 舞maいi戻modoってはtteha
俺oreをwo見守mimamoるru オホohoーツクtsuku
夢yumeをwo追oうなとunato 世間sekenはha言iうがuga
惚hoれたreta女子onagoはha おo前maeだけdake
海umiのno男otokoはha
一途ichizuなんだぜnandaze 尾白鷲ojirowashi
夜yoruはha二人futariのno 想omoいi出deしのびshinobi
呑noんでnde眺nagaめるmeru オホohoーツクtsuku
忘wasuれre形見gatamiはha 男手otokodeひとつhitotsu
強tsuyoくku育sodaてるteru 二ni代目daimeにni
空soraでおdeo前maeもmo
助tasuけke頼tanoむぞmuzo 尾白鷲ojirowashi
海umiをwo流氷ryuuhyou 埋uzuめるmeru日hiまでmade
俺oreもmo網ami引hiくku オホohoーツクtsuku