からくりかるたは もう終おわり
手てのひらの 先さきから こぼれて消きえました
馳はせては消きえる 思おもい出でのように
名なも知しらぬ 汽車きしゃにのり 遠とおくへゆきたい
城崎きのさき、湯ゆの町まち かた結むすび
花はなの咲さく 花はなの咲さく 花はなの咲さく町まちへ
麦むぎわら細工ざいくに 手てを添そえて
あのときの あなたは いずこの町まちの人ひと
宿やどりに帰かえる 海鳥うみどりのように
おだやかな 風かぜにのり 飛とんでゆきたい
城崎きのさき、湯ゆの町まち 夢ゆめごよみ
花はなのよぶ 花はなのよぶ 花はなのよぶ頃ころに
散ちりぬる ゆのはな 手てのひらに
浮うかべて 涙なみだに ひとたび返かえし歌うた
にじんでゆれる 夕日ゆうひのように
やさしくて あたたかい 花はなになりたい
城崎きのさき、湯ゆの町まち 恋こいつむぎ
花はなの咲さく 花はなの咲さく 花はなの咲さく町まちよ
からくりかるたはkarakurikarutaha もうmou終oわりwari
手teのひらのnohirano 先sakiからkara こぼれてkoborete消kiえましたemashita
馳haせてはseteha消kiえるeru 思omoいi出deのようにnoyouni
名naもmo知shiらぬranu 汽車kisyaにのりninori 遠tooくへゆきたいkuheyukitai
城崎kinosaki、湯yuのno町machi かたkata結musuびbi
花hanaのno咲saくku 花hanaのno咲saくku 花hanaのno咲saくku町machiへhe
麦mugiわらwara細工zaikuにni 手teをwo添soえてete
あのときのanotokino あなたはanataha いずこのizukono町machiのno人hito
宿yadoりにrini帰kaeるru 海鳥umidoriのようにnoyouni
おだやかなodayakana 風kazeにのりninori 飛toんでゆきたいndeyukitai
城崎kinosaki、湯yuのno町machi 夢yumeごよみgoyomi
花hanaのよぶnoyobu 花hanaのよぶnoyobu 花hanaのよぶnoyobu頃koroにni
散chiりぬるrinuru ゆのはなyunohana 手teのひらにnohirani
浮uかべてkabete 涙namidaにni ひとたびhitotabi返kaeしshi歌uta
にじんでゆれるnijindeyureru 夕日yuuhiのようにnoyouni
やさしくてyasashikute あたたかいatatakai 花hanaになりたいninaritai
城崎kinosaki、湯yuのno町machi 恋koiつむぎtsumugi
花hanaのno咲saくku 花hanaのno咲saくku 花hanaのno咲saくku町machiよyo