指輪ゆびわのひとつも やれない俺おれに
二年にねんもつくして くれた奴やつ
別わかれの苦くるしさ 耐たえてたお前まえ
わかっていたのさ いたいほど
ゆきずりの町まちに来きて
ゆきずりの酒さけを飲のむ
お前まえの涙なみだの味あじがする
世間せけんの掟おきてに しばられながら
愛あいしてしまった 俺おれたちさ
こんなに辛つらいと 思おもわなかった
男おとこひとりの旅たびの果はて
ゆきずりの町まちに来きて
ゆきずりの酒さけを飲のむ
酔ようほどむなしくなるばかり
二人ふたりでくらせる 世界せかいがほしい
お前まえの言葉ことばが 身みをせめる
詫わびてもすまない この俺おれだけど
幸しあわせ祈いのって いるんだよ
ゆきずりの町まちに来きて
ゆきずりの酒さけを飲のむ
どこかで一声ひとこえ 泣なく汽笛きてき
指輪yubiwaのひとつもnohitotsumo やれないyarenai俺oreにni
二年ninenもつくしてmotsukushite くれたkureta奴yatsu
別wakaれのreno苦kuruしさshisa 耐taえてたおetetao前mae
わかっていたのさwakatteitanosa いたいほどitaihodo
ゆきずりのyukizurino町machiにni来kiてte
ゆきずりのyukizurino酒sakeをwo飲noむmu
おo前maeのno涙namidaのno味ajiがするgasuru
世間sekenのno掟okiteにni しばられながらshibararenagara
愛aiしてしまったshiteshimatta 俺oreたちさtachisa
こんなにkonnani辛tsuraいとito 思omoわなかったwanakatta
男otokoひとりのhitorino旅tabiのno果haてte
ゆきずりのyukizurino町machiにni来kiてte
ゆきずりのyukizurino酒sakeをwo飲noむmu
酔yoうほどむなしくなるばかりuhodomunashikunarubakari
二人futariでくらせるdekuraseru 世界sekaiがほしいgahoshii
おo前maeのno言葉kotobaがga 身miをせめるwosemeru
詫waびてもすまないbitemosumanai このkono俺oreだけどdakedo
幸shiawaせse祈inoってtte いるんだよirundayo
ゆきずりのyukizurino町machiにni来kiてte
ゆきずりのyukizurino酒sakeをwo飲noむmu
どこかでdokokade一声hitokoe 泣naくku汽笛kiteki