芸げいの奥おくには 亦また、芸げいがある
俺おれはとことん 極きわめたい
一日いちにち一生いっしょう 誠心誠意せいしんせいい
積つんで重かさねた 一里塚いちりつか
天てんの裁さばきは 何なんと出でる
親おやに心配しんぱい かけないことが
孝こうの一番いちばん 上うえにある
丈夫じょうぶで元気げんきに 働はたらけたなら
出世しゅっせなんぞは しなくても
親おやは安心あんしん してくれる
五十路いそじすぎても さとりを知しらず
すべて不徳ふとくの 致いたすとこ
いのちの余あまりは 義理ぎり人情にんじょうに
せめて温ぬくもり 消けさないで
生いきて天命てんめい 待まてばいい
芸geiのno奥okuにはniha 亦mata、芸geiがあるgaaru
俺oreはとことんhatokoton 極kiwaめたいmetai
一日ichinichi一生issyou 誠心誠意seishinseii
積tsuんでnde重kasaねたneta 一里塚ichiritsuka
天tenのno裁sabaきはkiha 何nanとto出deるru
親oyaにni心配shinpai かけないことがkakenaikotoga
孝kouのno一番ichiban 上ueにあるniaru
丈夫joubuでde元気genkiにni 働hataraけたならketanara
出世syusseなんぞはnanzoha しなくてもshinakutemo
親oyaはha安心anshin してくれるshitekureru
五十路isojiすぎてもsugitemo さとりをsatoriwo知shiらずrazu
すべてsubete不徳futokuのno 致itaすとこsutoko
いのちのinochino余amaりはriha 義理giri人情ninjouにni
せめてsemete温nukumoりri 消keさないでsanaide
生iきてkite天命tenmei 待maてばいいtebaii