花はなならば春はるの 初桜はつざくら
月つきなら秋あきの 十三夜じゅうさんや
男おとこ意気地いくじを 貫つらぬき通とおし
修羅しゅらの巷ちまたを 生いきてきた
嘆なげかず媚こびず 世よの中なかの
古ふるい男おとこで いいじゃないか
泣なける時ときゃひとり 泣なくがいい
恨うらみと夢ゆめは 紙一重かみひとえ
おれが信しんじて 選えらんだ道みちを
惚ほれたあいつも ついてきた
人生じんせい半なかば この世間せけん
熱あつい情なさけが いいじゃないか
晴はれ渡わたる空そらに 富士ふじの山やま
高嶺たかねの雲くもも 勇いさましく
放はなつ光ひかりの その影かげとなり
人ひとをささえて 自みずからも
男おとこのすじを 通とおしつつ
生いきてゆくのも いいじゃないか
花hanaならばnaraba春haruのno 初桜hatsuzakura
月tsukiならnara秋akiのno 十三夜juusanya
男otoko意気地ikujiをwo 貫tsuranuきki通tooしshi
修羅syuraのno巷chimataをwo 生iきてきたkitekita
嘆nageかずkazu媚koびずbizu 世yoのno中nakaのno
古furuいi男otokoでde いいじゃないかiijanaika
泣naけるkeru時tokiゃひとりxyahitori 泣naくがいいkugaii
恨uraみとmito夢yumeはha 紙一重kamihitoe
おれがorega信shinじてjite 選eraんだnda道michiをwo
惚hoれたあいつもretaaitsumo ついてきたtsuitekita
人生jinsei半nakaばba このkono世間seken
熱atsuいi情nasaけがkega いいじゃないかiijanaika
晴haれre渡wataるru空soraにni 富士fujiのno山yama
高嶺takaneのno雲kumoもmo 勇isaましくmashiku
放hanaつtsu光hikariのno そのsono影kageとなりtonari
人hitoをささえてwosasaete 自mizukaらもramo
男otokoのすじをnosujiwo 通tooしつつshitsutsu
生iきてゆくのもkiteyukunomo いいじゃないかiijanaika