立ち呑み「小春」 歌詞 八代亜紀 ふりがな付

ここは通天閣つうてんかくのお膝元ひざもと
どこより人情にんじょうのある町まちだよ
なっちゃん泣なくな べそ掻かくな
老舗しにせじゃないけど立たち呑のみ「小春こはる」
女将おかみもお客きゃくも苦労人くろうにん
ボチボチやりな ボチボチいこうや 気楽きらくにやりな

喋しゃべりたくないことがあるんだね
お江戸えどで辛つらい目めにあったのかい
なっちゃん泣なくな べそ掻かくな
雀すずめのお宿やどだ立たち呑のみ「小春こはる」
チュンチュン騒さわいで夜よるが更ふける
一緒いっしょに飲のもう 一緒いっしょに歌うたおう 笑顔えがおを見みせろ

年としが明あけたらオレと笹ささ持もって
十日とおかの戎えべすさん 一緒いっしょに行いこ
なっちゃん泣なくな べそ掻かくな
世話焼せわやきばかりの立たち呑のみ「小春こはる」
今日きょうから働はたらけ この店みせで
通とおってやるぜ 通とおってくるぜ 贅六ぜいろく誘さそい