かえり船 歌詞
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月つきの潮路しおじの かえり船ぶね
霞かすむ故国ここくよ 小島こじまの沖おきじゃ
夢ゆめもわびしく よみがえる
捨すてた未練みれんが 未練みれんとなって
今いまも昔むかしの 切せつなさよ
瞼まぶた合あわせりゃ 瞼まぶたにしみる
霧きりの波止場はとばの 銅鑼どらの音おと
熱あつい涙なみだも 故国ここくに着つけば
嬉うれし涙なみだと 変かわるだろ
鴎かもめ行いくなら 男おとこの心こころ
せめてあの娘こに 伝つたえてよ
馬骨
2022/03/29 06:16
引き揚げ船の唄であるが・・捨てた未練が未練となって・・とか・・鴎行くなら男の心せめてあの子に伝えてよ・・と日本に帰ると言うより・・故郷に帰る歌となっており・・瞼合わせりゃ瞼にしみる霧の波止場の銅鑼の音と・・清水みのるの歌詞は美しすぎて、引き揚げ船の重苦しさが無く・・波の背の背に・・と歌い出す時何か恋の歌を歌う様な錯覚を覚える・・