三月みつきもったら お慰なぐさみ
おためごかしの 噂うわさ雨あめ
手前てまえご存ぞんじ 不調法ぶちょうほう
イキな恋こい句もんくは 言いえないが
惚ほれた女おんなの 浪花節なにわぶし
あゝああゝゝ聞きいとくれ
五いつつこはぜの 白しろい足袋たび
ほどく手てもとの じれったさ
空そらにまん丸まろ お月つきさん
仰あおぐすすきに 秋あきの風かぜ
酔よった女おんなの ほつれ髪がみ
あゝああゝゝせつないね
七ななつ尽つくして 足たりぬなら
八やっつ九ここのつ 捧ささげます
一途いっと一筋ひとすじ 一本気いっぽんぎ
花はなの生涯いのちを 賭かけました
こんな女おんなの 浪花節なにわぶし
あゝああゝゝ名調子めいちょうし
三月mitsukiもったらmottara おo慰nagusaみmi
おためごかしのotamegokashino 噂uwasa雨ame
手前temaeごgo存zonじji 不調法buchouhou
イキikiなna恋koi句monkuはha 言iえないがenaiga
惚hoれたreta女onnaのno 浪花節naniwabushi
あゝaaゝゝ聞kiいとくれitokure
五itsuつこはぜのtsukohazeno 白shiroいi足袋tabi
ほどくhodoku手teもとのmotono じれったさjirettasa
空soraにまんniman丸maro おo月tsukiさんsan
仰aoぐすすきにgususukini 秋akiのno風kaze
酔yoったtta女onnaのno ほつれhotsure髪gami
あゝaaゝゝせつないねsetsunaine
七nanaつtsu尽tsuくしてkushite 足taりぬならrinunara
八yaxtuつtsu九kokonoつtsu 捧sasaげますgemasu
一途itto一筋hitosuji 一本気ippongi
花hanaのno生涯inochiをwo 賭kaけましたkemashita
こんなkonna女onnaのno 浪花節naniwabushi
あゝaaゝゝ名調子meichoushi