あてもなく電車でんしゃに揺ゆられて
気きづくとまたひとりここにいる
花屋はなやの角かどを曲まがるとすぐに
あなたと暮くらした部屋へやがある
SLのレコード聴ききながら
ふたりで夢ゆめの中なか旅たびにでた
あなたの背中せなかにつかまりながら
本当ほんとうは時間じかんを止やめたかった
灯あかりのともった二階にかいの窓まどに
あなたの影かげがなつかしい
元気げんきそうね 幸しあわせそうね
誰だれかの影かげが寄よりそう
来こなければよかった
もうすべてが届とどかない
最終さいしゅう電車でんしゃは出でて行いったわ
私わたしひとりを残のこして
蒼白あおじろいレールのその上うえを
はだしで泣なきながら歩あるいてた
カカトのとれた靴くつは哀かなしい
あの日ひに戻もどれるはずもない
涙なみだにかすんだ記憶きおくの中なかで
あなたは今いまもほほえむわ
やさしすぎたわ 幸しあわせだったわ
あなたをきらいになりたい
来こなければよかった
もうすべてが届とどかない
最終さいしゅう電車でんしゃは出でて行いったわ
私わたしひとりを残のこして
戻もどりたかった せめてもう一度いちど
抱いだかれたかった その胸むねに
あなたがきっと悔くやむほどの
女ひとになって見みせるわ
始発しはつ電車でんしゃはいつ来くるのだろう
凍こごえる私わたしは歩あるけない
あてもなくatemonaku電車densyaにni揺yuられてrarete
気kiづくとまたひとりここにいるdukutomatahitorikokoniiru
花屋hanayaのno角kadoをwo曲maがるとすぐにgarutosuguni
あなたとanatato暮kuらしたrashita部屋heyaがあるgaaru
SLのnoレコrekoードdo聴kiきながらkinagara
ふたりでfutaride夢yumeのno中naka旅tabiにでたnideta
あなたのanatano背中senakaにつかまりながらnitsukamarinagara
本当hontouはha時間jikanをwo止yaめたかったmetakatta
灯akaりのともったrinotomotta二階nikaiのno窓madoにni
あなたのanatano影kageがなつかしいganatsukashii
元気genkiそうねsoune 幸shiawaせそうねsesoune
誰dareかのkano影kageがga寄yoりそうrisou
来koなければよかったnakerebayokatta
もうすべてがmousubetega届todoかないkanai
最終saisyuu電車densyaはha出deてte行iったわttawa
私watashiひとりをhitoriwo残nokoしてshite
蒼白aojiroいiレreールruのそのnosono上ueをwo
はだしでhadashide泣naきながらkinagara歩aruいてたiteta
カカトkakatoのとれたnotoreta靴kutsuはha哀kanaしいshii
あのano日hiにni戻modoれるはずもないreruhazumonai
涙namidaにかすんだnikasunda記憶kiokuのno中nakaでde
あなたはanataha今imaもほほえむわmohohoemuwa
やさしすぎたわyasashisugitawa 幸shiawaせだったわsedattawa
あなたをきらいになりたいanatawokiraininaritai
来koなければよかったnakerebayokatta
もうすべてがmousubetega届todoかないkanai
最終saisyuu電車densyaはha出deてte行iったわttawa
私watashiひとりをhitoriwo残nokoしてshite
戻modoりたかったritakatta せめてもうsemetemou一度ichido
抱idaかれたかったkaretakatta そのsono胸muneにni
あなたがきっとanatagakitto悔kuやむほどのyamuhodono
女hitoになってninatte見miせるわseruwa
始発shihatsu電車densyaはいつhaitsu来kuるのだろうrunodarou
凍kogoえるeru私watashiはha歩aruけないkenai