夕暮ゆうぐれの空そらまで 真まっ直すぐに 駆かけてきた
広ひろげた本ほんは 机つくえに置おいたまま
流ながれる雲くもに 憧あこがれを語かたれば
遙はるかなる人ひとの 声こえが届とどく
本ほんなど広ひろげて 言葉ことばを探さがすより
人ひとは空そらを見上みあげている方ほうが
ずっと 賢かしこくなれるんだと
遙はるかなる人ひとの 声こえが僕ぼくに届とどく
冷つめたい雨あめの中なか ひとりで歩あるいた
もらった手紙てがみを 小ちいさく破やぶいて
降ふりしきる雨あめに 悲かなしみを語かたれば
遙はるかなる人ひとの 声こえが届とどく
恋こいに悩なやんで 考かんがえこむより
汗あせを飛とばして 走はしってみろよ
ただの水みずさえ美味うまく飲のめるからと
遙はるかなる人ひとの 声こえが僕ぼくに届とどく
旅たび行いく者もの達たちが 美うつくしく見みえるのは
もっと遠とおくを 目指めざしているからだ
立たっているより 歩あるいてみることだ
遙はるかなる人ひとの 声こえが僕ぼくに届とどく
夕暮yuuguれのreno空soraまでmade 真maっxtu直suぐにguni 駆kaけてきたketekita
広hiroげたgeta本honはha 机tsukueにni置oいたままitamama
流nagaれるreru雲kumoにni 憧akogaれをrewo語kataればreba
遙haruかなるkanaru人hitoのno 声koeがga届todoくku
本honなどnado広hiroげてgete 言葉kotobaをwo探sagaすよりsuyori
人hitoはha空soraをwo見上miaげているgeteiru方houがga
ずっとzutto 賢kashikoくなれるんだとkunarerundato
遙haruかなるkanaru人hitoのno 声koeがga僕bokuにni届todoくku
冷tsumeたいtai雨ameのno中naka ひとりでhitoride歩aruいたita
もらったmoratta手紙tegamiをwo 小chiiさくsaku破yabuいてite
降fuりしきるrishikiru雨ameにni 悲kanaしみをshimiwo語kataればreba
遙haruかなるkanaru人hitoのno 声koeがga届todoくku
恋koiにni悩nayaんでnde 考kangaえこむよりekomuyori
汗aseをwo飛toばしてbashite 走hashiってみろよttemiroyo
ただのtadano水mizuさえsae美味umaくku飲noめるからとmerukarato
遙haruかなるkanaru人hitoのno 声koeがga僕bokuにni届todoくku
旅tabi行iくku者mono達tachiがga 美utsukuしくshiku見miえるのはerunoha
もっとmotto遠tooくをkuwo 目指mezaしているからだshiteirukarada
立taっているよりtteiruyori 歩aruいてみることだitemirukotoda
遙haruかなるkanaru人hitoのno 声koeがga僕bokuにni届todoくku