夕方ゆうがたまでねてしまって
だるい体からだを起おこした
すぐ近ちかくまで 忍しのび寄よっている
浅あさい夜よるのにおい
遠とおくのほうで賑にぎやかな
ざわめきが聞きこえている
部屋へやのあかりは つけずにマドの
外そとをのぞいてみた
今日きょう ぼくの街まちでは
お祭まつりの最終日さいしゅうびで
街中まちじゅうが うかれていたらしい
境内けいだいに続つづく道みちに
夜店よみせのあかりがみえる
むかし父とうさんの 手てをひっぱって
あの道みちを歩あるいた
宮入みやいりがはじまる頃ころ
たくさんの願ねがいは
星ほしのように 輝かがやきを増ますんだ
今日きょう ぼくの街まちでは
ながい夏なつの日々ひびが
ゆっくりと 見送みおくられていった
夕方yuugataまでねてしまってmadeneteshimatte
だるいdarui体karadaをwo起oこしたkoshita
すぐsugu近chikaくまでkumade 忍shinoびbi寄yoっているtteiru
浅asaいi夜yoruのにおいnonioi
遠tooくのほうでkunohoude賑nigiやかなyakana
ざわめきがzawamekiga聞kiこえているkoeteiru
部屋heyaのあかりはnoakariha つけずにtsukezuniマドmadoのno
外sotoをのぞいてみたwonozoitemita
今日kyou ぼくのbokuno街machiではdeha
おo祭matsuりのrino最終日saisyuubiでde
街中machijuuがga うかれていたらしいukareteitarashii
境内keidaiにni続tsuduくku道michiにni
夜店yomiseのあかりがみえるnoakarigamieru
むかしmukashi父touさんのsanno 手teをひっぱってwohippatte
あのano道michiをwo歩aruいたita
宮入miyaiりがはじまるrigahajimaru頃koro
たくさんのtakusanno願negaいはiha
星hoshiのようにnoyouni 輝kagayaきをkiwo増maすんだsunda
今日kyou ぼくのbokuno街machiではdeha
ながいnagai夏natsuのno日々hibiがga
ゆっくりとyukkurito 見送miokuられていったrareteitta