恋人こいびとたちが河かわのほとりを
幸しあわせそうに肩かたをくみながら歩あるいている
ホテルの窓まどに灯あかりを消けして
私わたしは一人ひとり孤独こどくな旅たびに涙なみだをながす
私わたしにも自由じゆうな恋こいの想おもい出でが
青あおい空そらに鳩はとが飛とんでいたわ
無邪気むじゃきな心こころで愛あいを信しんじてた
愛あいしてくれた男おとこの姿すがたが
風かぜのようなひとみの中なかを通とおり過すぎてゆく
鏡かがみの中なかにつかれた顔かおが
他人たにんのようにおびえた目めで私わたしを見みている
いたずらに過すごした愛あいの季節きせつが
夢ゆめのように浮うかび消きえてゆく
昔むかしの私わたしにもどれはしないわ
ホテルの窓まどに灯あかりを消けして
私わたしは一人ひとり 孤独こどくな旅たびに眠ねむれない夜よる
恋人koibitoたちがtachiga河kawaのほとりをnohotoriwo
幸shiawaせそうにsesouni肩kataをくみながらwokuminagara歩aruいているiteiru
ホテルhoteruのno窓madoにni灯akaりをriwo消keしてshite
私watashiはha一人hitori孤独kodokuなna旅tabiにni涙namidaをながすwonagasu
私watashiにもnimo自由jiyuuなna恋koiのno想omoいi出deがga
青aoいi空soraにni鳩hatoがga飛toんでいたわndeitawa
無邪気mujakiなna心kokoroでde愛aiをwo信shinじてたjiteta
愛aiしてくれたshitekureta男otokoのno姿sugataがga
風kazeのようなひとみのnoyounahitomino中nakaをwo通tooりri過suぎてゆくgiteyuku
鏡kagamiのno中nakaにつかれたnitsukareta顔kaoがga
他人taninのようにおびえたnoyouniobieta目meでde私watashiをwo見miているteiru
いたずらにitazurani過sugoしたshita愛aiのno季節kisetsuがga
夢yumeのようにnoyouni浮uかびkabi消kiえてゆくeteyuku
昔mukashiのno私watashiにもどれはしないわnimodorehashinaiwa
ホテルhoteruのno窓madoにni灯akaりをriwo消keしてshite
私watashiはha一人hitori 孤独kodokuなna旅tabiにni眠nemuれないrenai夜yoru